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【Jリーグ】背番号10の名手たち。中村俊輔、山田直輝、城後寿が2022年「残留」を決断

横浜FCの中村俊輔。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

一方、J3降格の松本はセルジーニョ退団が決定。

 Jリーグは契約更改ラッシュとなっている。そのなかで12月22日、背番号10をつける3人の名手が契約更新を発表した。

 2021シーズンにナンバー10をつけた横浜FCの中村俊輔は、チームがJ2に降格したなか来季の契約を更新した。今季はリーグ12試合・0得点だった。

 横浜FCに加入した2019シーズン、その衰え知らずである左足から繰り出す高精度キックで数々のチャンスを作り出し、チームをJ1に引き上げたのは記憶に新しい。そのセットプレーは、再びJ2各クラブにとって脅威となるに違いない。

 また、湘南ベルマーレの山田直輝も来シーズンの契約を更新した。湘南復帰とともに「10番」をつけてから4シーズン目に突入する。度重なるケガからの復帰後、J1リーグで初のキャリアフル稼働を果たし、リーグ37試合(2414分)出場・5得点を記録した。大橋祐紀も契約更新を発表している。

 そして城後寿はアビスパ福岡のナンバー10をつけて15シーズン目を迎える。2021シーズンは、J1リーグ12試合・0得点、ルヴァンカップ5試合・3得点を記録。ワンクラブで連続して「10番」をつけてプレーするのはJ歴代最長だ。そんな35歳になったクラブのアイコンとともに、来季さらなる上位を狙うとともに、勢いに乗れればタイトルも――。そんなシーズンにしたい。

 一方、J3降格の決まった松本山雅FCは12月21日、復帰とともに10番をつけて戦ったセルジーニョが今季限りで退団すると発表した。

 31歳のブラジル人アタッカーはJ2リーグ14試合・1得点を記録。クラブを通じて、「サポーターに支えられて僕もベストを尽くしましたが、残留させることができず申し訳ありませんでした。これからも松本山雅の応援をお願いします。ありがとうございました。また会いましょう!」とコメントしている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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