南野拓実、リバプール救った。90＋６分同点スーパーボレー、PK戦の末にレスター撃破。リーグカップ４強進出

4-3-3の左ウイングで先発フル出場、１得点・１アシスト。準決勝の対戦相手はアーセナルに決定。

[リーグカップ 準々決勝] リバプール ３（5 PK 4）３ レスター ／2021年12月22日19：45（日本時間23日４：45）／アンフィールド

　リーグカップ（EFLカップ）準々決勝、リバプールFCが日本代表FW南野拓実の90＋６分の劇的同点ボレーでレスター・シティFCに３-３に追い付き、PK戦で５-４と振り切り、準決勝進出を決めた。

　南野は４-３-３の左ウイングで先発。しかしジェイミー・ヴァーディに２ゴールを決められるなど、リバプールは33分の時点で１-３とリードされて劣勢を強いられた。

　それでも攻め続けるリバプールは68分、南野のアシストからディオゴ・ジョッタが決めて１点差に。そして――90＋６分、ジェイムズ・ミルナーのアーリークロスを南野が胸でトラップ、間髪入れず右足ボレーを突き刺して、土壇場で３-３に追い付いてみせた。スタジアムに訪れた大観衆はまさに狂喜乱舞！　これ以上ない歓喜をもたらした。

　決着はPK戦に委ねられ、南野は５人目のキッカーで失敗してしまう。それでも23歳のアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーが２本を阻止し、リバプールがPK戦５-４で、準決勝進出を決めた。

　リバプールがシュート数22本対８本と攻め抜いての大逆転。南野は１得点・１アシストの活躍で、同大会では今季３試合連続ゴール、通算４得点・１アシスト。

　また準決勝の対戦相手はアーセナルFCに決まった。

　チームはこのあと日本時間12月26日21時30分から、プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドFC戦が組まれている。

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[文：サカノワ編集グループ]