「治療中」吉田麻也の状態、サンプドリア公式サイトが伝える。今月末の日本代表W杯アジア最終予選の出場は厳しいか

直近のナポリ戦は欠場、チームも連敗。

[セリエA 21節] ナポリ １-０ サンプドリア／2022年１月９日16:30（日本時間10日0:30）／サン・パオロ

　イタリア・セリエＡ、UCサンプドリアの日本代表DF吉田麻也が、アウェーでのSSCナポリ戦を負傷により欠場した。

　そうしたなか、サンプドリアは１月10日、公式サイトで、吉田の状態について「エミル・アウデロと吉田麻也は治療と理学療法を受けている」とレポートしている。復帰時期やその目処については触れられていない。

　吉田は６日のカリアリ・カルチョ戦、身を挺して決定機を再三阻止し、さらに先制点をアシストするなど攻守両面で活躍。しかし後半開始直後から大腿部を気にして、セットプレーに競り合った直後の51分、右大腿部の裏を押さえてピッチにうずくまり、そのまま交代を余儀なくされた。

　しかもチームは１-２で逆転負け……。悪い流れが続いてナポリ戦を落とし、リーグ４試合勝ち星なし、２連敗を喫した。

　日本代表はこのあと、カタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選のホーム２連戦（27日：中国戦、２月１日：サウジアラビア戦、いずれも埼玉スタジアムで開催）が控える。日本の最終ラインを支えてきたキャプテンは、この重要な試合に間に合うのか!?　万が一吉田不在となった場合には、東京オリンピック世代である板倉滉（シャルケ04）、瀬古歩夢（セレッソ大阪）らにチャンスが巡ってきそうだ。

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[文：サカノワ編集グループ]