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久保建英に気付きハグしたのは?レアル・マドリードで一緒だった…マジョルカ対カディス戦前の通路で

マジョルカの久保建英。(Photo by Rafa Babot/Getty Images)

固い握手をかわしたあと――。

[スペイン1部 23節] マジョルカ 2-1 カディス /2022年2月5日16:15(日本時間6日0:15)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ

 スペイン1部リーグ23節、RCDマジョルカがサルバ・セビージャと冬の移籍市場で獲得したコソボ代表FWベダト・ムリキのPKによる2ゴールで、カディスCFに2-1の逆転勝利を収めた。リーグ6試合ぶりの3ポイント獲得。

 そしてこの試合前、「DAZN」では入場を控えた両チームの選手の表情を定点カメラで捉えていた。

 久保は神経を集中している様子で、笑顔を一切浮かべない。

 ただ、そんな20歳のレフティに気付いたのが、カディスのセンターバックであるビクトル・チュストだった。チュストのほうから久保のほうに歩み寄る。

 すると久保がチュストに気付く。日本代表レフティはそこで表情を和らげ、固い握手とハグを交わした。

 久保は20歳、チュストは21歳。二人はいずれもレアル・マドリードからのレンタル移籍組である。チュストはバレンシアの育成組織からレアル・マドリードBに加わり、昨季はジネディーヌ・ジダン監督のもとトップチームデビューも果たしている。そして今シーズン、カディスに初めてレンタルされていた。

 その二人は2019年、レアル・マドリードのカスティージャで、チームメイトとして試合にも臨んでいた。それだけに、やはり嬉しい再会になったようだ(昨年10月の対戦ではチュストは途中出場、久保は欠場)。

 そこでチュストは迫力のある守備を披露。一方、ホームの大観衆の後押しを受ける久保は2本の貴重なPKを獲得することに貢献――。

 1部残留を争う両チームだが、17位マジョルカが勝利を収め、降格圏18位のカディスとの勝点差を「5」に広げた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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