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香川真司がベルギーデビュー!「創造性を与えてくれる」一方で、「奇跡を期待してはいけない」と指揮官。STVV、首位ユニオンに勝利

(左から)香川真司、橋岡大樹、林大地。(C)STVV

橋岡大樹がPK献上も、GKシュミット・ダニエルが駆け引きで勝って守り切る。

[ベルギー1部 27節] サン=ジロワーズ 0-1 シント=トロイデン /2022年2月13日16:00(日本時間14日0:00)/スタッド・ジョゼフ・マリアン

 ベルギー1部リーグ、シント=トロイデンVV(STVV)が首位ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに1-0の勝利を収めた。そして新加入の香川真司が83分からピッチに立ち、ベルギーデビューを果たした。

 STVVの日本人選手では、日本代表のシュミット・ダニエル、橋岡大樹、林大地が先発フル出場。前半からシュート数でも上回り、迎えた後半の54分、クリスティアン・ブルースがPKを決めて先制に成功する。試合終了間際の90分には橋岡がPKを献上するものの、GKシュミットがキッカーが蹴り出すまで動かず対応。キックは上部に逸れて、大ピンチをしのいだ。

 ユニオンの町田浩樹は先発フル出場、負傷中の三笘薫は欠場している。

 またベルント・ホラーバッハ監督はこの試合前の記者会見で、香川の加入効果について、次のように語っていた。

「シンジは私たちに創造性を教えてくれます。そして私たちはそれを必要としていました。しかし、私は彼にあまり大きな重圧をかけたくありません。奇跡を期待すべきではありません、彼は長い間プレーしていませんでした。しかし彼はすでに先週から少しずつ前進してます。私も彼の性格に魅了されています。シンジは模範的であり、そのスター性には疑問の余地はありません」

 勝利をもたらす男――香川がどのようにSTVVと融合していくのか。楽しみだ!

シント=トロイデンVVでのデビューを果たした香川真司。(C)STVV
試合終了間際のPKによる大ピンチをしのぎ切ったGKシュミット・ダニエル。(C)STVV

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[文:サカノワ編集グループ]

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