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浦和移籍が噂のソティリウ、ルドゴレツで1ゴール・1アシスト。条件引き上げ再交渉中?

ピエロス・ソティリウ (Photo by Jurij Kodrun/Getty Images)

キプロス代表ストライカー、日本行き巡り所属先のブルガリアで話題に。リーグ14試合・12得点!

 J1リーグの浦和レッズが、ブルガリア1部PFCルドゴレツ・ラズグラトに所属するキプロス代表FWピエロス・ソティリウ(Pieros Sotiriou)の獲得に向けた交渉で、大詰めを迎えているという。ただルドゴレツが条件を引き上げ、せめぎ合いが起きているようだ。ブルガリアの複数メディアが報じている。

『トップ・スポーツ』『テーマ・スポーツ』『ゴング』など現地メディアが、この噂についてレポートを掲載。まず浦和が移籍金約100万ユーロ(約1億3000万円)でオファーを提示。ルドゴレツはこの条件を一旦拒否し、浦和は改めて150万ユーロ(約2億円)の再オファーを出したという。

 また、ルドゴレスはアルゼンチン人MFマティアス・ティセラの補強を進めていて、冬のマーケットが開いている間(ブルガリアは2月28日まで)に獲得を正式に決めたい意向。その補強のためにも、ソリティオウの売却も進めたいということだ。

 ソリティオウは2月13日に行われたPECアルダ・クルジャリ戦、1ゴール・1アシストと活躍。昨年末の2試合を負傷で欠場していたが、この再開ゲームで圧巻の活躍を見せ、チームを4-0の勝利に導いている。

 これまではそれぞれの記事を引用する形になっていて、情報の確度が高いとは言えなかった。ただ12日、『テレグラフ・ブルガリア』が同メディアの独自情報として、クラブ名は明かせないものの、ソティリウへのオファーが日本から来ていると報じた。また、「ただし、ルドゴレツがこのオファーを受けるかは不明。理由は明確で、代替となるストライカーを簡単には確保できないからだ」と、このエースストライカーの存在の大きさを伝えている。

 ソティリウを巡り“動き”があるのは事実だ。しかしいずれにせよ、最終決定までには、もう少し時間が掛かりそうである。

 ソティリウは1993年1月13日生まれ、キプロス出身、29歳。FW。キプロス代表として51試合・11得点を記録している。キプロス1部アポエルFC、デンマーク1部FCコペンハーゲン、カザフスタン1部アスタナFCなどでプレー。今季は首位を走るルドゴレツでリーグ14試合・12得点、公式戦29試合・17得点と活躍している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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