ゴイギンガー、LASKリンツ残留が確定。浦和への移籍が噂されたが、「光栄なことでした」
LASKリンツのゴイギンガー。(Photo by Andreas Schaad/Getty Images)
クラブ公式のインタビューで答える。
J1リーグ浦和レッズが獲得を検討していると噂されてきたオーストリア1部LASKリンツに所属するFWトーマス・ゴイギンガーが2月11日、クラブ公式インタビューの中で、日本からのオファーを受けていたもののこれを断り、「LASK残留」を決断したと明かした。
『ラ・オーラ1』、『90minuten』によると、28歳のオーストリア代表ウイングは「このようなクラブから興味を持ってもらえたことは、私にとって何よりも光栄なことです」と、感謝を口にしている。
そのうえで、「LASKとはとてもオープンな良い話し合いができて、その結果、ここリンツでの私の道はまだ続くという結論に達しました」と、経緯を明かしている。
ゴイギンガーは昨年終わり、クラブと2024年6月までの契約を更新したばかり。まず、残りのシーズンに向けて、「ゴール前での効率性をさらに高めていきたい。ボールに対するプレーの精度向上は課題の分野の一つ」「目標達成のため、全てを捧げます」と語っている。
また、『オーベル・エスタライヒ』によると、アンドレアス・ヴィーラント監督は2月6日に行われたオーストリアカップ準々決勝のRBザルツブルク戦を前に、ゴイギンガーについて「彼は私たちにとって価値のある、そして重要な選手。彼がこの春も引き続き私たちのもとでプレーしてくれることを、とても嬉しく思っています」と、欠かせぬ戦力であることを強調していた。
オーストリア代表として1試合の出場経験のあるゴイギンガーを巡り、同国メディア『クーリエル』は2月5日、「LASKはゴイギンガーを当面キープする」と題したレポートを掲載。LASKは浦和からのオファーを一旦断ったそうである。ただし改めて条件提示された場合には、応じる可能性も出てくると報じていた。
ゴイギンガーは今季これまでリーグ16試合・3得点・3アシスト、公式戦通算30試合・6得点・6アシストを記録していた。
またLASKはリーグ5勝5分8敗の勝点20で9位。決勝ラウンドに進める6位まで4ポイント差に迫っている。
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[文:サカノワ編集グループ]