【浦和2-2神戸】明本考浩が喉を掴み一発退場。イニエスタ→槙野智章の一撃で痛み分け
浦和の明本考浩。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
松崎快は移籍後初ゴール!
[J1 9節] 浦和 2-2 神戸/2022年2月23日16:04/埼玉スタジアム2002
J1リーグの浦和レッズ対ヴィッセル神戸戦は、松崎快の移籍後初ゴール、アンドレス・イニエスタのクロスからの槙野智章の同じく新天地初ゴールなど飛び出し、2-2で引き分けた。ホームチームは後半早々の明本考浩の退場劇が悔やまれた。
立ち上がりから両チームともに、ゴール前まで迫りチャンスを作る展開が続く。すると10分、直前のPKを失敗していた武藤嘉紀が左足の技ありボレーを決めて、神戸に先制点をもたらす。
そのあとは12分、関根貴大の突破からパスを受けた松崎が槙野と小林友希をかわしての加入後初ゴール。さらに19分にはコーナーキックから明本がニアで見事にフリックし、ファーにいた柴戸海がねじ込む。瞬く間に、浦和が逆転に成功した。
後半開始から日本代表DF酒井宏樹を投入するなど、ホームチームは動く。しかし――58分、浦和がカウンターのチャンスになりかけ明本と小林がボールを競り合う。腕を絡ませるなどファウルで食い止めた小林に対し、明本が激怒。相手の喉を掴み倒してしまう。
主審は明本にレッドカード、小林にイエローカードを提示。1点リードしていた浦和が数的不利に立たされる。
そこからは神戸が攻め続け、浦和は自陣を固めて守り続ける展開に。すると87分、途中出場のアンドレス・イニエスタのクロスに、昨季まで浦和でプレーした槙野がヘッドで合わせて、これで同点に――。
アディショナルタイムにはセルジ・サンペールのミドルがクロスバーを直撃……。浦和も何とか踏ん張って、結局2-2の痛み分けに終わった。
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[文:サカノワ編集グループ]