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レアル中井卓大も候補!?欧州組も招集へ!U21代表本格始動、大岩剛監督がドバイ杯の選手選考「ぜひそういう機会にしたい」

U-21日本代表の大岩剛監督(鹿島時代)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

9月アジア大会でのオーバーエイジ活用も示唆。

 日本サッカー協会(JFA)は3月3日、2024年のパリ・オリンピックを目指すU-21日本代表が今月23日からアラブ首長国連邦(UAE)で開催される「ドバイカップU-23」に出場することが決定したと発表した。またU-21代表の大岩剛監督が同日、オンラインによる取材に応じて、同大会や今後に向けた方針などを語った。

 ドバイカップU-23はインターナショナルマッチウィークに行われるため、海外でプレーする選手の招集も基本的には可能だ。もちろん新型コロナウイルス感染症の影響で遠征にはリスクも伴い、クラブによっては難色を示すところもあり得る。そのうえで、大岩監督は次のように欧州組の招集について言及した。

「(ドバイ杯での欧州組招集のついて)ぜひそういう機会にしたいと思っています。今後当然選手選考に関しては、各クラブと相談しなければいけません。そういうところを含め、しっかり対応していきたいです」

 むしろ大岩監督にとっては、欧州でプレーする選手を直接見られる貴重な機会となる。SLベンフィカBに所属する小久保玲央ブライアン、さらにはレアル・マドリードのフニベールAからカスティージャ(Bチーム)への来季昇格がこのほど決まった中井卓大の招集の可能性を問われた指揮官は、次のように語った。

「(国内・海外組を問わず)立ち位置はどの選手もフラットです。当然その能力、彼らがどのような状況で試合をしているのか、クラブに所属しているのかはリサーチしています。しっかり招集可能な選手を見極めて、質の高い選手を招集したいと思っています」

 そして9月開催のアジア大会など、レギュレーションではオーバーエイジ招集が認められている。そういったコンペティションでの選手選考について、「オーバーエイジを組み込んでいく、その持っている幅はあります。当然、代表の宿命であり、招集可能かどうか、スケジュールがどういう状況なのか。それを含め、強化の部分ではしっかり見極めて招集したいと考えています」と、オーバーエイジ採用も勝つための選択肢である方針を示した。

 大岩監督は、あくまでもフル代表を“見据える”のではなく、森保一監督と連携しフル代表と並行して活動していくというスタンスを強調していた。

◎ドバイカップ U-23(DUBAI CUP U-23)
▼期間
2022年3月23日(水)~29日(火)

▼マッチスケジュール(日本戦のみ)
3月23日(水)
第1戦
U-21日本代表 vs U-23クロアチア代表 

3月26日(土)
第2戦
U-23カタール代表 vs U-21日本代表

3月29日(火)
順位決定戦

◎出場チーム
UAE、サウジアラビア、ウズベキスタン、カタール、ベトナム、イラク、クロアチア、中国、タイ、日本

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