【U-21日本代表】チェイス・アンリ「目標は世界一のCB」。実感した必要なこととは?
U-21日本代表のチェイス・アンリ。(C)SAKANOWA
17歳ながら抜擢、「本当にすごく刺激を受けました」。
パリ・オリンピックを目指して本格的に活動をスタートさせたU-21日本代表のDFチェイス・アンリ(尚志高校)が3月9日、横浜F・マリノスとの練習試合後に取材に応じた。
大岩剛監督のもと初の実戦形式に臨んだパリ五輪世代は5-1で勝利。このあと高校選抜の活動にも帯同するアンリは、「(課題に挙げられていた)声などを出して、そこは良くなったと思います」「(他のセンターバック陣について)いや、上手いなと思いましたし、ボールの運び方などしっかり見て学んでいました」と振り返った。
これまですでにA代表のトレーニングパートナーにも加わってきた17歳(3月24日で18歳)は、すでにJリーグデビュー、あるいはJクラブでほぼ主力となっている選手たちとのプレーから多くの刺激を受けたという。
「スピードが全く違って、本当にすごく刺激を受けました。この合宿でも、みんな上手くて、(過去に経験したA代表と技術的には)変わらず、自分が上手くなれればもっと楽しいだろうなと思いました」
キックや走力といったスピードはもちろん、判断、カバー、フォローなどあらゆる面での「速さ」が、環境面を含めより必要になると痛感したという。
「自分の目標は『世界一のセンターバック』になることです。この世代で海外でやっている選手も多く、その中でも中心選手にならなければいけない。このままでは目標を達成できません。あらゆる選手の中に練習参加してきて、『やばい』と感じてきました。このままでは全然やれないので、死に物狂いで取り組んでいきます」
年代別代表のロールモデル コーチを務める内田篤人 氏も将来を嘱望する一人である。チェイス・アンリはそのように高い志を持ち、より高みへと向かおうと意欲を示していた。
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