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【日本代表】久保建英が元FC東京の同僚、橋本拳人とアップ。鳥かごの組み分けが…

モンゴル戦前日練習、FC東京時代のチームメイトだった久保建英(左)と橋本拳人(右)がペアを組んでウォームアップ。(C)SAKANOWA

全体練習は実質1日でモンゴル戦へ――。

[カタールW杯 アジア2次予選 F組2節] 日本 – モンゴル/2019年10月10日19:35/埼玉スタジアム2〇〇2

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のグループF・2節、日本代表が10月10日、埼玉スタジアムでモンゴル代表と対戦する。FIFAランキングは日本がグループ内最高の31位、モンゴルが最も低い183位。

 試合前日練習が9日夜に埼玉スタジアムで行われ、「全員が集まってチームとして全体練習できるのは、実質この1日だけ」(森保一監督)という限られた時間のなか、選手たちは約1時間30分ほど試合会場のピッチの上で汗を流した。

 練習の模様は冒頭15分のみ公開され、その間、選手はランニング、ストレッチ、鳥かご(パスゲーム)、ダッシュなどウォームアップのメニューをこなした。

 注目を集める久保建英は、二人一組になるストレッチでは元FC東京の同僚である橋本拳人とコンビに。レアル・マドリードからRCDマジョルカにレンタル移籍した最年少18歳は、気心知れた”戦友”と肩を組んで体をほぐし、時折、笑顔も浮かべていた。

 鳥かごの組み分けは次の通りだった(ゴールキーパーの3人は下田崇GKコーチとともに練習)。

▼長友佑都・吉田麻也・酒井宏樹・冨安健洋・原口元気・柴崎岳・遠藤航・南野拓実・堂安律・久保建英

▼植田直通、安西幸輝、畠中槙之輔・伊東純也・橋本拳人・中島翔哉・板倉滉・永井謙佑・浅野拓磨・鎌田 大地

 果たして、この組み分けがどれほど意味があるかは分からないが……上のチームに「主力」と言える選手が集中しているのは分かる。ただ、欧州で現在好調をキープする中島、安西、鎌田、浅野、伊東らがまとまっている、とも言える(南野も直前の欧州CLのリバプールFC戦で1得点・1アシストを記録したが)。

 大迫勇也不在のなか、南野、中島、堂安のトリオはさすがに”鉄板”か? それともこの鳥かごの組み分けは久保の先発起用を示唆しているのか? あるいは鎌田や浅野のスタメン抜擢はあるのか? いずれにせよ、新たな戦力の台頭も期待されるところだ。

 モンゴル戦のキックオフは、埼玉スタジアムで10月10日午後7時35分を予定している。

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[取材・文:塚越始]

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