【札幌】菅大輝が自らのゴールで、男の子誕生を祝う揺り籠ダンス！しかし土壇場で横浜FMに追い付かれる

サカノワスタッフ

2022年3月12日

菅大輝。写真：徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「思い切ってシュートを選択」、今季初ゴールを奪取！

[J1 ４節] 札幌 1-1 横浜FM ／ 2022年３月12日14:03／札幌ドーム

　J1リーグ４節、北海道コンサドーレ札幌対横浜F・マリノス戦は１-１で引き分けた。札幌は途中出場の菅大輝のゴールで先制したものの、交代枠を使い切っていたなか小柏剛が負傷退場を余儀なくされ、数的不利に。そしてラストプレー――實藤友紀にオーバーヘッドキックを叩き込まれた。

　札幌の菅は試合後の取材に応じて、「前半思うようなプレーができず、マリノス対策で僕が入ったことで、上手くハマって試合を運べて、しっかり１点を取ることができました。最後の最後で失点してしまったのはすごく残念です」と振り返った。

　そして中央に仕掛けて決めたゴールについて、次のように語った。

「最後はクロスか迷いましたが、試合前日に（河合）竜二さんから思い切ってシュートを打っていけとアドバイスをいただいていて、そのお陰で最後シュートに行くことができました。その前にフリーキックからふかしていたので、このゴール前の場面で点を取れて良かったです」

　そのゴール後は、チームメイト揃っての揺り籠ダンスのパフォーマンスが披露された。あれは一体、誰に捧げたものだったのか!?　

　菅はクラブからの発表などはなかったものの、「たぶん……僕っす。僕の子供が誕生しました。キャンプ中の１月30日で、男の子です」と、照れながら質問に答えた。

　札幌はこれでリーグ４引き分け。いまだ未勝利である。

「勝ち切れないのは悔しいですが、まだ負けなしでは来ています。次の試合こそ勝ち切って上位へ食い込んでいきたいです」

　そのように札幌のタフネスの象徴である菅は前を向いていた。

[文：サカノワ編集グループ]