JFAハウス売却、オフィスが入っていたJリーグどうなる?野々村新チェアマン「(JFAと)一緒にできれば理想」
Jリーグの野々村芳和チェアマン。(C)SAKANOWA
コロナ禍を経ての働き方の変化も考慮。
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は3月15日、2022年度第1回社員総会および臨時理事会を開催し、野々村芳和が第六代チェアマン(理事長)に選任されて正式に就任した。
この日の質疑応答では、JFA(日本サッカー協会)の理事会で現在の東京都文京区にあるJFAハウスの売却が決定したことを受けて、同ビルに入っていたJリーグのオフィスはどうなるのか、という問いがあった。それに対し野々村氏は、次のように語った。
「結論は当然出ていませんが、サッカー業界が一緒のビルでできるのであればそれに越したことはないと僕は思っています。一方、(コロナ禍を経て)働き方が変化していて、次に移る時、どれだけの人がどれぐらいの頻度でオフィスに来るのかなど考えなければいけません。また、面積や家賃、費用対効果を含めて考えることになると思います。僕は一緒になるのが理想だと思っています」
そのようにJFAとJリーグが同じ建物や敷地内で活動できることが理想的であると考えを示していた。
野々村新チェアマンは1972年5月8日生まれ、静岡県清水市(旧清水市、現在は静岡市清水区)出身、49歳。1995年3月、慶應義塾大学法学部法律学科卒業。現役時代は、ジェフユナイテッド市原、コンサドーレ札幌でプレー。2001年、札幌アドバイザー、2006年株式会社クラッキ代表取締役社長、2013年株式会社コンサドーレ代表取締役社長、2015年からJリーグ理事などを務めてきた。
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[文:サカノワ編集グループ]