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内田篤人氏がJリーグ特任理事就任「高校の先輩である野々村さんにお誘いいただき、『ノー』と言えずにここに来ている、わけではありません」

鹿島時代の内田篤人氏。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「もっとタフに、美しく、素敵なJリーグにできるように」

 公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は3月15日、2022年度第1回社員総会および臨時理事会を開催し、野々村芳和が第六代チェアマン(理事長)に正式に就任した。また、元鹿島アントラーズ・元日本代表の内田篤人氏が同じく特任理事に就いた。

 内田氏は理事会後の記者会見の席で、次のように意気込みを示した。

「内田篤人です、よろしくお願いします。高校の先輩である野々村さんにお誘いいただき『ノー』と言えずにここに来ている、わけではありません。

 僕が幼い頃にJリーグが開幕し、今日までプロ生活を含めサッカーに携わって生活することができました。ドイツにも渡ってきましたが、Jリーグでは素晴らしい環境でプレーさせてもらいました。そういったところを、もっとタフに、美しく、素敵なJリーグにできるように、少しでも支えていき、この仕事をまっとうしたいと思います。よろしくお願いします!」

 そのように鹿島や日本代表をはじめ、シャルケ04、ウニオン・ベルリンでもプレーした当時のことも踏まえて、野々村チェアマンであり、清水東高校の“先輩”に提言や意見をしていくということだ。

 内田氏らしい忌憚のない考えやアイデアを、野々村新チェアマンも欲しているに違いない。さらに現役を引退したばかりの元川崎フロンターレの中村憲剛氏も特任理事に就任している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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