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【ACL】イニエスタ先制、大迫勇也2発、リンコン決勝弾!神戸がメルボルンVとのPO激闘、延長4-3で制す

神戸が勝利!歓喜するイニエスタ。 (Photo by Masashi Hara/Getty Images)

上海海港(中国)、チェンライ・ユナイテッド(タイ)、傑志(香港)と同組に。

【ACL PO】 神戸 4(1EX0)3 メルボルンV/2022年3月15日19:00/神戸市御崎公園球技場

 ACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)のプレーオフ、ヴィッセル神戸が延長に突入する激闘の末、メルボルン・ビクトリーに4-3の勝利を収めて、本選出場を果たした。アンドレス・イニエスタが先制点、大迫勇也が2ゴール、そしてリンコンが決勝ゴールを決めた。

 神戸は大迫勇也が先発で戦列復帰。また直近のリーグ戦では先発を外れていたアンドレス・イニエスタもスタートからピッチに立った。

 立ち上がりからアップダウンを繰り返し相手を引き出しスペースを作り出す神戸は、6分、ゴール前の攻防でこぼれてきたボールに対し、イニエスタが下がりながら左足でねじ込み、幸先よく先制に成功した。

 その後は連戦の影響か、次第に神戸の運動量が低下。逆に体格で勝るメルボルン・ビクトリーに押し込まれる。

 すると12分、コーナーキックからニコラス・ダゴスティノに押し込まれて追い付かれる。

 後半は神戸が敵陣で試合を進めるものの、ゴール前になかなか入り込めない。そして71分、再びダゴスティノに決められて1-2に逆転される。

 ただ、そこから守備を固めると急速に運動量とインテンシティの落ちたメルボルンVに対し、神戸が反撃。80分、初瀬亮のコーナーキックに菊池流帆がヘッドでそらし、そこにいた大迫がオフサイドぎりぎりで押し込み、2-2に追い付いてみせる。

 さらに88分、山口蛍のクロスを大迫がニアで合わせてゴールネットを揺らし、なんと3-2と再逆転に成功する。

 だが、これでも試合は決着がつかない。

 90分、小田裕太郎が足を痛めて倒れていると、メルボルンVが猛襲。ベン・フォラミのシュートがバーに当たりながらもゴールネットを揺らす。試合は3-3で延長戦へ突入した。

 そして延長前半、交代出場組が活躍。汰木康也の飛び出しからのクロスをリンコンが押し込み、これが決勝点に! 神戸が4-3と延長120分の激闘を制して、本選出場を決めた。

 神戸はACLグループJで、上海海港(中国)、チェンライ・ユナイテッド(タイ)、傑志(香港)と対戦する。グループステージはタイでのセントラル開催(4月15日~5月1日)が決定している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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