【鹿島】ヴァイラー監督、湘南戦で初勝利なるか「熱量を皆さんに届けたい」
鹿島のレネ・ヴァイラー監督。協力:鹿島アントラーズ
「立ち上がりから勝ちたい気持ちを示してもらいたい」
[J1 5節] 鹿島 – 湘南/2022年3月19日15:00/カシマサッカースタジアム
J1リーグ 鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が3月18日、翌日の湘南ベルマーレ戦を前にオンラインによる取材に応じて、ついに全員が揃って始動した新体制初勝利に向けて意欲を示した。
初采配を振るったルヴァンカップのグループステージ大分トリニータ戦は3-3で引き分けに。この湘南戦は、レネ体制初勝利を目指す。
ヴァイラー監督はチーム・選手にまず求めることを問われ、次のように答えた。
「選手には立ち上がりから勝ちたい気持ちを示してほしいです。何かを成し遂げたいという姿勢、その熱量がスタジアムの皆さん、画面を通じて応援してくれている皆さんに伝わるもので、言葉ではなく体で表現することを期待しています。サッカーはもちろんエンターテイメント性が大きな要素です。ただ、まずスポーツとして、その点が重要であると考えています」
そして伝統や歴史について、新指揮官は次のように自身の考えを示した。
「歴史があるからと言って試合に勝てる、得点できるという保証は一切ありません。このシーズンにいる選手が高いパフォーマンスを示さなければいけません。もちろん過去の誇りを持つことは大切で、そのシーズンにいる選手が新たな歴史を作ることを考えて、真剣に取り組むべきだと思います」
何よりも日々の積み重ねが重要である。ヴァイラー監督はそう強調していた。
「自分たちの姿勢は、ボディランゲージ(プレーやパフォーマンス)で伝わるものです。ただし、今日明日にものごとが突然変わる、全て完璧になるものではありません。現代サッカーでは、全ての人々が短期的な結果を求め、なかなか耐えることができなくなっています。僕自身は辛抱もしながら、そこでなんとか最善の結果を残せるように取り組みたいと思っています」
鹿島が一丸となって、ホームでの湘南戦、レネ体制初勝利を目指す。
【注目記事】
・日本人選手市場価格トップ20。4位久保建英、3位南野拓実、2位・1位は…
・内田篤人が『金スマ』で妻との馴れ初めを明かす「筆箱がきれいな子、クラスに一人はいるじゃないですか」
・【日本代表】メンバー27人発表。上田綺世、三笘薫ら復帰。鎌田大地、堂安律が落選「勝つためのベストのメンバー」と森保監督、W杯最終予選ラスト2試合へ
[文:サカノワ編集グループ]