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【鹿島】最近2試合を「教訓に」、ヴァイラー監督が清水戦へ抱負。ホームで先制点狙う!

鈴木優磨と話す鹿島のレネ・ヴァイラー監督。(C)KASHIMA ANTLERS

逆転勝利のルヴァン杯G大阪戦は「全体的に、ものすごくいい試合をした」。

[J1 6節] 鹿島 – 清水/2022年4月2日16:00/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が4月1日、翌日のホームで行われる清水エスパルス戦に向けて抱負を語った。

 直近の3月26日に行われたルヴァンカップのガンバ大阪戦は先制されながらも、4ゴールを奪って逆転勝利を収めた。監督と選手、それぞれにとって自信を深めた勝利となったが、ヴァイラー監督は「全体的に、ものすごくいい試合をしたと思います。もちろん0-1となることは望んだ形ではありませんでしたが、ボールを持っている時、持っていない時、ともに選手たちはいいパフォーマンスを見せてくれたと思います」と頷いた。

「チームに求めている、自分たちからアクションを起こすことを体現してくれました。もちろん全部の試合がアクションだけになってはいけませんが、1点リードされたあとリアクションからアクションに切り替えて勝てたのは良かったです。それにホームでは、よりアクションを起こしたいとも思っています」

 このインターナショナルマッチウィーク、まとまった時間を得られたことで、監督自身の考えを浸透させることができた。

「前から強度は高くアグレッシブにプレッシングへ行くことを求めていますが、同時に後ろを含め賢く守らなければいけないと感じています。その瞬間ごとの決断は、選手たちの感覚が大切になりますが、もちろん練習の中でできる限り方向性を示せるようにやっていきます」

 そして清水戦のポイントを問われたスイス人指揮官は、プレッシングのリスクマネジメントを挙げた。

「アグレッシブに強く前に向かうプレッシングは、そのリスクマネジメントが大切になります。守備面でもまとまって戦わなければいけない。この(最近)2試合を教訓に、0-1からは始まらないような試合にしなければいけないと思います」

 また代表活動に参加していた日本代表の上田綺世、U-21日本代表の荒木遼太郎、松村優太が帰国し無事合流した。彼らが不在であった期間の取り組みから、むしろ大きな相乗効果が生まれると期待を寄せる。

「(戻ってきて)いい雰囲気です。この10日間、自分たちにとってオプション、選択肢を増やせたのは大きく、チーム全体にとって、この競争力と向上心がプラスになると思います」

 ホームで先制点を奪い、勝利へ――。チームとしてのビジョンを共有し、鹿島が清水との戦いに挑む。

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[文:塚越始]

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