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サラーがリバプールとの契約更新へ『合意間近』。「ハッピーだ」とクロップ監督

ワトフォード戦で先発したリバプールのサラー。(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

ベンフィカ戦前の記者会見でのコメントとともに、『スカイ』が報じる。

[欧州CL 準々決勝 1st] ベンフィカ – リバプール/2022年4月5日20:00(日本時間6日4:00)/エスタディオ・ダ・ルス

 イングランド・プレミアリーグのリバプールFCに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、来季以降の契約更新に近づいているという。イギリスメディア『スカイ』が4月4日に報じた。

 今季これまリーグ最多20ゴールを決め、チームも首位マンチェスター・シティと1ポイント差の2位まで接近。日本代表FW南野拓実とともに、いまだ全タイトル獲得の可能性を残して、シーズン終盤に突入している。

 今年30歳になる大エースは2023年6月までリバプールと契約を結んでいる。その契約更新が決まらず、スペイン1部FCバルセロナ、イタリア・セリエAのユベントスFCなどが獲得に関心を寄せているとも報じられ、その去就が注目を集めている。

 サラー自身は“生涯レッズ”でのプレーを可能であれば希望。ただクラブは30歳を迎えることから、パフォーマンスを見極めたいという考えを持っていた。

 ユルゲン・クロップ監督はこうした移籍に関するトピックスが話題を集めることには理解を示す。ただ、自身のもとにいる選手たちには、目の前の戦いに最高の形で集中させたいという考えも強い。今回もUEFA欧州チャンピオンズリーグのSLベンフィカ戦前の記者会見でこの話題を振られ、指揮官は次のように語った。

「新しいことは何もありませんが、私はハッピーです。決定権を持つ者同士が話し合っていますので、それだけで十分です」

 このように「ハッピー」と語ったことから、新契約合意が近づいているのでは――と同メディアは報じている。事実上の生涯契約もあり得るという。

 またサラーとサディオ・マネのコンディションについて、次のように語っている。

「私にとって、パフォーマンスのレベルが重要であり、彼がどのように選手たちとともに戦えるのかが重要だです。モウ(サラー)とサディオ(マネ)はインターナショナルマッチから戻ってきて、再びプレーするにはまだタフな期間が続いています。ただ私たちは毎日彼を見ていますし、何も心配していません」

 カタール・ワールドカップ(W杯)のアフリカ予選で凄まじい激闘を戦った二人を気遣い(延長を経て、PK戦の末にセネガルがエジプトに出場権獲得)、調子を再び上げてくることを願った。

 リバプールはアウェーでのベンフィカ戦のあと、日本時間4月11日0時30分からマンチェスター・シティとのアウェーでの天王山を迎える。サラーとともに、南野の活躍にも期待したい。

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[文:サカノワ編集グループ]

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