ムバッペと共闘!久保建英、レアル・マドリード復帰プラン浮上。ブラヒムとともに…
レアル・マドリードでの久保建英。 (Photo by Adam Pretty/Bongarts/Getty Images)
ベイルら放出で、最大約136億円を捻出か。
スペイン1部リーグのレアル・マドリードが2022-23シーズン、若手路線への切り替えを一段と加速させる可能性が出てきた。そこに現在レアルからRCDマジョルカに期限付き移籍中の20歳の日本代表MF久保建英が加わるプランもあるようだ。
スペインメディア『アス』は4月17日、レアル・マドリードの新シーズンに向けた補強プランに関するレポートを掲載。パリ・サンジェルマンを今季限りで退団するフランス代表FWキリアン・ムバッペだが、フリーエージェントとなって白い巨人に仲間入りすることが決定的となっている。
フリーでの獲得とはいえ、契約内容は破格だ。年俸だけで5000万ユーロ(約68億円)とされ、もちろん複数年契約を結ぶ。
その資金を生むためには、同メディアは「選手を売却しなければいけない」と強調。そこで、ガレス・ベイル、マルセロ、イスコを放出することで、7500万ユーロ(約100億円)から1億ユーロ(約136億円)を捻出したいということだ。
そして空いた枠に、現在レンタル中の久保、ブラヒム・ディアス(ACミラン)ヘイニエル(ボルシア・ドルトムント)などを復帰させて強化費も抑える。そんなプランが浮上しているそうだ。
同メディアは「このあとの10年」、ムバッペをはじめ、エデル・ミリトン、カマヴィンガ、フェデリコ・バルベルデ、ロドリゴ、ヴィニシウス……彼らがチームの軸を担っていくだろうと予想している。
フロレンティーノ・ペレス会長が貫いてきた、世界の最も才能ある若手タレントを獲得(投資)し、レアルの新たな土台と軸を形成する。その戦略が、さらに加速するかもしれないのだ。
久保がそこに加わるとなれば、立場的には控えからレギュラーを目指す、厳しいチーム内の競争がまず待っている。一方、連戦も多く出場機会を得られることも想定される。ヴィニシウスの二重国籍の『未解決問題』も残っている。いずれにせよ戦力として必要とされ、本人がその挑戦を受け入れるのであれば……久保のマドリード“復帰”は十分考えられる。
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