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ダビド・シルバ後継者に久保建英!レアル・ソシエダが移籍先浮上

久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

スペインメディアが“イチ押し”、過去にも獲得候補に挙がる。

 スペイン1部のレアル・マドリードからRCDマジョルカに期限付き移籍中の日本代表MF久保建英は来シーズン、果たしてどのチームでプレーするのか。マドリードとは2024年6月まで5年契約を結んでいて、その4シーズン目――今後のキャリアへの重要な1年となる。

 そうしたなか、スペインメディア『El Gol Digital』は4月17日、レアル・ソシエダで2シーズン目を迎える元スペイン代表MFダビド・シルバが、来季の去就をいまだ決断していないとレポート。そして、もしも退団あるいは引退を決断した場合、ソシエダが久保の獲得に動く可能性があると報じた。

 記事によると、ダビド・シルバは今年6月でレアル・ソシエダとの契約満了を迎える。しかし「まだ自分のキャリアや将来について決断していない」ということだ。クラブは36歳のレフティとの契約更新を希望していると見られるが、両者の話し合いは行われていない。

 そこでクラブは、ダビド・シルバの代わりとなるタレントについて調査を開始。昨夏もリストアップされて話題を集めた「TAKE KUBO」が選択肢に入っているはずだ、というのだ。

 マジョルカでの久保はハビエル・アギーレ監督の招へい後、守備バランス重視の戦術により、4試合連続でベンチスタートとなっている。また現在の成績を踏まえると、レアル・マドリードでの「地位も保証されていないようで、サプライズがない限り、来季、彼が白いシャツを着ることはないだろう」と見ている。

 そこで”妥当”なのは、新たな期限付き移籍。レアル・ソシエダこそ、20歳の久保の「ニーズに合っている。来季、シルバの後釜になる可能性がある」と、スペインを代表するアタッカーの後継者候補に“推薦”している。

 クラブの意向と言うよりも、同メディアが久保獲得を推している形である。

 とはいえ実際、久保のレンタル先として、ソシエダは常に名前が挙がってきた。ダビド・シルバの後継者であれば、あるいは来季1年間はチームメイトで――。そんな光景もぜひ見てみたい。

 久保は今季これまでリーグ23試合・1得点、公式戦通算26試合に出場。一方、ダビド・シルバは22試合・1得点・4アシスト、公式戦通算29試合に臨んでいる。

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