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熊本の高校でコーチ暴力行為、生徒の“謝罪”動画削除。「馬鹿にする発言が原因」

(C)SAKANOWA

「この件の動画について一旦削除させていただきたいと思います」

 熊本県の高校サッカー部で、30代のコーチが生徒を無抵抗のまま蹴りとパンチをする暴力を行った動画が4月20日からSNSで拡散された。すると22日、同校サッカー部がツイッターで謝罪動画をアップ、事実と異なる形で伝わっていると生徒たちが伝えた。しかしこの動画も23日に削除された。

 一部報道によると、20日にSNSで同校サッカー部の人物による動画ではないかと連絡があり、21日に同校が30代の指導者による3年生の生徒への体罰・暴行である可能性があると認めた。生徒が背中を向けて立たされ、指導者と見られる人物がその背中を数回蹴り、さらに後ろから殴ってもいる。

 すると22日、生徒たちが集まって謝罪する動画をアップ。当事者という生徒が「寮のドアがなかなか開かず感情的になり、コーチを馬鹿にするよう発言をしたことが今回の原因です」と説明。暴力は日常茶飯事というのは事実無根とのことだ。さらに動画をアップした生徒も「監督に相談すべきところ、感情的になって投稿してしまいました」と謝っている。そして多くのマスコミが殺到し、不安や恐怖を抱えているとも報告している。

 しかしこの動画も23日に削除された。「この件の動画について一旦削除させていただきたいと思います」として、理由をこのあと報告するということだ。

 無論、指導者による暴力行為があったのも事実ということに。指導者・教員が表に出てきておらず、同校として、果たしてどのような解決策を示すのか。

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