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エジルがMLSロサンゼルス移籍か!あるいは“ウルトラC”も?

フェネルバフチェのエジル。 (Photo by Alex Grimm/Getty Images)

あの指揮官就任で残留も!?

 トルコ1部リーグのフェネルバフチェSKに所属している元ドイツ代表MFメスット・エジルが今季限りで退団する可能性が浮上している。クラブとは2024年6月まで契約を結んでいるものの、イスマイル・カルタル監督との対立が起きていると噂されていて、アメリカとカナダで行われているメジャーリーグサッカー(MLS)への移籍話が浮上している。

 33歳のアタッカーは今季これまでリーグ22試合・8得点と活躍。しかしここ3試合連続で、メンバー外が続いている。『アス』などによると3月20日、エジルがキャプテンマークをつけて臨んだコンヤスポル戦(〇2-1)のあとカルタル監督と対立。(その試合、エジルは前半で交代を告げられていた)。それが引き金となって、現在、戦力外の扱いを受けているそうだ。

 そして現在、MLSのロサンゼルスFCとインテル・マイアミが、エジルの獲得に動いているという。特にロサンゼルスが積極的である。さらにトルコ企業が親会社であるイングランド・チャンピオンシップのハル・シティAFCも関心を示している。

 しかし一方、エジルを巡る“ウルトラC”もあり得るとのことだ。『ビルド』によると、それがフェネルバフチェ残留――。

 ただ、そのためには条件がある。

 エジルがドイツ代表でともに戦ったヨアヒム・レーヴ監督が新シーズン、フェネルバフチェの監督に就任すれば……。となれば、一転して残留し、共闘するはずだという。

 レアル・マドリード、アーセナルFC、そしてドイツ代表で10番をつけた英雄である。エジルの動向が、これから一段と注目を集めそうだ。

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