広島が首位・鹿島に3-0完勝。川崎、横浜FMは追撃の勝点3
広島の柏好文。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
シュート15対6、広島のインテンシティの高さが際立つ。
[J1 12節] 広島 3-0 鹿島/2022年5月7日14:00/エディオンスタジアム広島
J1リーグ12節、サンフレッチェ広島がホームで首位・鹿島アントラーズに3-0の勝利を収めた。一方、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ集中開催を終えた川崎フロンターレ、横浜F・マリノスがJリーグ再開戦、いずれも追撃の勝点3を獲得している。
シュート数は15本対6本。広島のインテンシティの高い攻撃が際立った。
ホームチームは縦の素早い仕掛けを徹底。鹿島の最終ラインが戻り切る前にスピードあるアタックを繰り出していく。そして柏好文が2ゴール、さらに満田誠がミドルを突き刺してみせた。ミヒャエル・スキッベ、レネ・ヴァイラー、両新指揮官の注目の対決は、今季最高と言える内容を見せた広島に軍配が上がった。
2ゴールの柏はヒーローインタビューで、次のように振り返った。
「(1点目は)サイドでジュニオールが非常にいい突破からマコを使って、マコもしっかり自分のことを見てくれていました。それぞれがそれぞれの役割をして、最後、自分のところに来て決め切れて良かったと思います。キーパーの位置をしっかり見て、左足で蹴ろうと決めていたので、いいところに置けたいいゴールでした。(2点目、こぼれ球への反応は)これぞ柏の真骨頂ですね」
これが広島にとってJ1リーグ通算400勝目に。7チーム目の達成だ。
一方、2位の川崎は新14番の脇坂泰斗、マルシーニョのゴールで清水エスパルスに2-0、横浜FMはエウベルとアンデスソン・ロペスの得点で名古屋グランパスに2-1の勝利を収めた。F・マリノスは暫定3位に浮上している。
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