【鹿島】LIXILが第三者割当増資で10%の株式を取得
鹿島の鈴木優磨。写真：上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
メルカリの保有率71.2%は変わらず。
株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー（茨城県鹿嶋市：小泉文明社長）は５月13日、第三者割当増資にて発行する株式について、株式会社メルカリ（東京都港区、山田進太郎社長）および株式会社LIXIL（東京都江東区、瀬戸欣哉社長兼CEO）による引受けが決まったと発表した。
同日に実施された臨時株主総会で正式に承認された。メルカリが保有する鹿島の発行済株式はこれまで同様の71.2％。また、LIXILが鹿島の発行済株式のうち10.0％を取得し、新たに資本提携契約を締結することとなった。
鹿島とLIXILはこれまで28年間にわたるパートナーシップを通じ、ともに歩んできた。今後はさらに関係を強化していくとともに、スポーツを通じたSDGsの取り組みにおいても協力し、持続可能な社会実現を目的とした啓発活動などを推進していく。
■鹿島アントラーズ発行済株式の保有比率
増資引受前 増資引受後
メルカリ 71.2％ 71.2％
LIXIL 0％ 10.0％
日本製鉄 11.0％ 7.1％
地方自治体 7.7％ 5.0％
その他企業 10.1％ 6.7％
※比率は小数点以下第2位を四捨五入
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