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夏の湘南、俺たちの季節。畑大雅「守備面で『止められる』自信がついた」。U-21日本代表に招集、市立船橋高時代のチームメイトである清水の鈴木唯人と「再会が楽しみ」

湘南の畑大雅。(C)SAKANOWA

川崎撃破! 29日はホームでC大阪戦!

[J1 16節] C大阪 – 湘南/5月29日15:00/レモンガススタジアム平塚

 J1リーグの湘南ベルマーレが5月25日、リーグ連覇中の川崎フロンターレを町野修斗の2ゴールなど4-0で撃破し、今季初の連勝を達成した。29日にはホームに戻り、前節・浦和レッズに快勝したセレッソ大阪を迎え撃つ。

 湘南のV字回復には町野の活躍とともに、畑大雅の存在が大きい。開幕直後の左膝内側側副靱帯損傷からの復帰後7試合に先発出場し、湘南は3勝1分。畑が今季の全ての勝利に貢献している。

 リハビリ期間は筋力トレーニングに励んだほか、積極的に「海外を中心に、国内のいろんなチームの試合をたくさん見ました」と客観性を養い、自らのプレーに落とし込んだ。

 20歳のサイドバックはこれまでの日々について、「試合には出られていてもチームとしてなかなか結果がついてこず、楽しいと苦しいが半々でした。(守備について)意識するとともに、何より自信がついてきました。1対1に持ち込まれても、『止められる』と、自信を持って臨めています」と語る。

 先日の川崎戦勝利は、「しっかり守備ができました。危ないシーンもありましたが失点せず終われて、その中でチーム全体として課題だった点を取ることができました」と、“いい守備がいい攻撃”につながった成功体験もできつつある。

 そしてウズベキスタンU-23アジアカップ(6月1日~19日)に臨むU-21日本代表にも選出された。U-17ワールドカップ以来の海外での国際大会となる。

「オリンピックも近づいてきていて、結果にこだわりたいです。育成年代では『いいゲームだったから良かったね』というシチュエーションもありましたが、勝たなければ意味がなく、次はありません。内容を疎かにせず、結果にこだわっていきたいです」

 そのように少し大人になった畑からは、プロフェッショナルな強い意識が感じられるようになってきた。また市立船橋高校時代の鈴木唯人との再会を「楽しみにしています」とのことだ。

 夏の湘南、ベルマーレの季節到来だ!

U-20代表時代、畑大雅が均衡を破るクロスで1アシスト。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

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