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Jリーグ、声出し応援復活。山岸祐也「久々の感覚、自然と笑顔に」、長谷部監督「声援がなければ勝ち抜けなかった」。福岡が鹿島に“再逆転”、ルヴァン杯決勝T進出!

長谷部茂利監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

2点先取されるものの、前半ラストプレーで2試合連続の殊勲弾! アウェーゴールルールで勝ち抜け。

[ルヴァン杯 POステージ第2戦] 鹿島 2-1 福岡/2022年6月11日15:03/県立カシマサッカースタジアム
※2試合トータル2-2、アウェーゴールルールにより福岡がプライムステージ進出

 ルヴァンカップのプレーオフステージ、アビスパ福岡が山岸祐也の前半アディショナルタイム弾で鹿島アントラーズに1-2で敗れたものの、2試合トータルスコア2-2、アウェーゴールルールにより決勝トーナメント(プライムステージ)進出を決めた。

 この試合はJリーグの「声出し応援運営検証試合」最初の指定ゲームに。新型コロナウイルス感染対策で2020年2月から禁止されてきた声を出しての応援が、間隔を空けてマスクを着用するなど一定のルールを設けたなか、スタンドの一部で認められた。

 その声援に応えるように、ホームチームのエヴェラウド、仲間隼斗がゴールをこじ開けて2-0に。鹿島が瞬く間に2戦トータルスコアでも2-1と逆転する。

 しかし――。前半アディショナルタイムのラストプレー、フアンマ・デルガドのポストプレーから前嶋洋太が抜け出し、そのマイナスのパスに山岸が合わせて2試合連続ゴール! 福岡が2戦トータル2-2、アウェーゴールルールにより再逆転に成功し、そのまま逃げ切ってみせた。

 久々に声援を受けたサポートに山岸は試合後のフラッシュインタビューで、「ウォームアップの時からずっと聞こえてきて、武者震いと言いますか久々の感覚で、自然と笑顔が浮かぶ嬉しい気持ちになりました。この試合は負けてしまいましたが、突破できたので、次また頑張りたいです」と語った。

 福岡の長谷部茂利監督は「選手たちはよくやってくれました。声援がなかったら、この勝ち抜けはなかったと思います」と、カシマスタジアムまで駆け付けたサポーターに感謝した。

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