【FC琉球】ナチョ・フェルナンデス監督の就任決定!ヘタフェ、バレンシアなどスペイン強豪でヘッドコーチ
琉球のナチョ・フェルナンデス監督。(C)FC琉球
アトレチコ・マドリードBの監督経験も。
J2リーグのFC琉球は6月12日、スペイン1部バレンシアCFの今季ヘッドコーチを務めたナチョ・フェルナンデス氏(NACHO FERNANDEZ)の新監督就任を発表した。
ナチョ氏は1973年5月5日生まれ、スペイン出身、49歳。指導者ライセンスは「UEFA PRO License」を取得。これまで、ADアルコルコン、原大智の所属したデポルティーボ・アラベス、ブルゴスCF、久保建英の所属したへタフェCF、そしてバレンシアのヘッドコーチを担当してきた。また2019年から2021年まではアトレチコ・マドリードBの監督も務めている。
ナチョ氏は次のようにクラブを通じて決意を示している。
「はじめまして。 FC琉球の新監督に就任するホセ・イグナシオ・フェルナンデス(ナチョ)です。
まずFC琉球の社長である倉林様、強化部の皆様、私にこの機会を与えてくれたこと、名誉ある日本の偉大なチームで私を信頼し指揮を任せてくれたこと、全員がひとつとなり現在の困難な状況から抜け出すためにと仕事を託してくれたことに心から感謝いたします。
FC琉球を愛するファミリーの皆様にもごあいさつし、これからエキサイティングな挑戦に立ち向かい、私の仕事でこのクラブが在るべき場所に辿り着くようにすることを約束します。
クラブ、チームを支える全ての人が重要であるのはもちろん、それ以上に私たちのスタジアムに訪れるFC琉球ファミリーの皆様のサポートに勝る重要なことはありません。
ホームスタジアムであるタピック県総ひやごんスタジアムを今以上の熱い気持ちでよりホームにし、ここにやってくるライバルチームが勝点を奪うのが難しい場所となるようにしなければいけません。
この場をお借りしてFC琉球を愛する皆様にお願いしたいのは、 困難なこの瞬間に全員が一つになり立ち向かい、選手たちを支え、励まし、応援し、選手たち自身が皆さんのサポートを大きく感じることができるようにしていただきたいです。 そうなれば私たちが定めた目的を達成できるはずだからです。
私は奇跡は約束できません。しかし私がハードワークすること、皆様の団結があればどんな時でも粘り強く、たゆまぬものになることを保証します。
私たちは日々全力でハードワークし、チームの最大限の力を発揮できるように努めます。
私たちは定義されたシステムを持ちません。アイデアがそこにあれば、システムは素晴らしい選手たちが創り出します。
日々ハードワークすること、そしてチームとして大胆に戦うことを、私はここに誓います。
バモス!琉球!」
樋口靖洋→喜名哲裕体制の流れから、スペインの強豪をサポートしてきたナチョ氏が昇華させる。そんなV字回復へ期待が膨らむ。
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