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マンC板倉滉の移籍先決定、長期化も。シャルケーセルティックのCB交渉が契約直前決裂、ボルシアMGの話も頓挫か

板倉滉。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ジュリアンがメディカルチェックまで済ませていたが――。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティが保有権を持つ日本代表のDF板倉滉だが、完全移籍決定が間近だと言われてきたドイツ1部ボルシア・メンヒェングラードバッハとの交渉が一旦頓挫したようだ。マンチェスター・シティが設定している500万ポンド(約8億2000万円)以上の移籍金について、支払うことができないと判断したという。

 そうしたなか、板倉獲得に乗り出すと見られていたセルティックFCだが、ここにも動きがあった。

 セルティックに所属している29歳のCBジュリアンは、板倉の後釜として、シャルケ04に完全移籍することで話が進んでいた。そしてジュリアンは6月30日までにメディカルチェックを完了させたのだが、契約成立直前、金銭面の細部で合意に至らなかったというのだ。

 つまり板倉の後釜を確保できる予定だったシャルケは、その補強にここに来て失敗。さらにセルティックも、放出予定だったジュリアンが一旦戻ってくる可能性も出たため、チーム作りの再考を迫られることになった。

 まずこのジュリアンの件が解決しなければ、板倉のセルティック移籍も難しいと見られる。

 あるいはシャルケが再び板倉獲得に動くこともあるのか?

 とはいえシャルケがジュリアン獲得に準備していたのは、移籍市場価格450万ユーロ(約6億3000万円)を「大きく下回る額だったと見られる」と『トランスファーマルクト』は報じている。

 マンチェスター・シティは板倉の売却価格を引き上げていると言われるだけに、やはり難しいか……。そうしたなかで板倉獲得には、プレミアリーグ勢も名乗りを上げているそうだ。

 これまで他にも、ブンデスリーガ1部のTSG1899ホッフェンハイム、鎌田大地や長谷部誠の所属するアイントラハト・フランクフルトも板倉に興味を持ってきたが、具体的なオファーには至っていない。

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