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【移籍】日本代表キャプテン遠藤航をフランクフルトが「獲得希望」。リバプールとの契約は…

日本代表の遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

補強ポイントは『6番』タイプ。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトが2025-26シーズンに向けて、イングランド・プレミアリーグのリバプールFCに所属する日本代表キャプテンであるMF遠藤航(Wataru ENDO)の獲得を検討している。

 ドイツの『ビルド』によると、フランクフルトはブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属していたドイツ代表のパスカル・グロスの獲得を目指していたが、ライバルのボルシア・ドルトムントに奪われ補強できなかった。一方、20歳のオスカー・ホイルンドが台頭してきたものの、『6番』タイプを補強ポイントとしてテーマに掲げる。

 そこでリバプールで出場機会を得られずにいる遠藤に目を付け、「獲得を希望」しているということだ。フランクフルトはホウルンドとヒューゴ・ラーションの若手二人を成長させるためにも、遠藤の経験を欲しているそうだ。

 フランクフルトと言えば、長谷部誠がかつてプレーしてUEFAヨーロッパリーグ制覇も達成している。現在も育成カテゴリーの指導者として、アイントラハトファミリーの一員であり続けている。

 遠藤とリバプールの契約は2027年6月までで、フランクフルトが獲得するには移籍金がかかる。年齢的にも遠藤は出場機会を求めており、しかもヨーロッパカップ戦に出場し続けられる可能性があるクラブだけに、もしもオファーがあれば十分魅力があるだろう。

 かつてドイツのVfBシュツットガルトにも在籍していた遠藤だが、長谷部のように在籍中、あるいは引退後の指導者としてのキャリアサポートについて確約を得られれば、より可能性が増すか。

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 遠藤の帯同している日本代表は3月25日、すでに出場を決めた北中米ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選第8戦、サウジアラビア代表とホームで対戦する。