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ボルシアMGが求めるのは板倉滉より遠藤航!?補強の優先ポイントは…

チュニジア戦でフル出場した板倉滉。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ターゲットは「真の6番」タイプ。

 ドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04への1年間の期限付き移籍を終え、保有権がイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティに戻った日本代表のDF板倉滉だが、2022-23シーズン、一体どこでプレーするのか注目を集めている。ドイツ1部の複数クラブが候補として浮上するなか、ボルシア・メンヒェングラードバッハが最有力候補と言われる。

 ドイツサッカー専門誌『キッカー』は6月16日、ボルシアMGが求めている人材について、「明確な6番(守備的ボランチ)タイプ」が“優先課題”になっていると報じた。そこで板倉が浮上したわけだが、同メディアは「(ボルシアMGは)まだ検討中の段階」だという。

 センターバックとボランチ、アンカーをこなせる板倉だが、ボランチの『スペシャリスト』ではないことから、他の選択肢もチェック。ただ昨季加入後2部リーグ全31試合に出場するなど、その屈強なフィジカルと安定感は高く評価されている。

 ボルシアMGの地元紙である『RPオンライン』は4月の段階で、この“真の6番”の候補として、VfBシュツットガルトの日本代表MF遠藤航を推薦していた。確かにポジション的には、より適任と言えそうだが――。

 板倉とマンチェスター・Cの契約は2023年6月までで、シティサイドはこの夏に完全移籍での売却を希望していると見られる。

 他にブンデスリーガ1部のTSG1899ホッフェンハイム、SCフライブルク、さらには鎌田大地や長谷部誠の所属するアイントラハト・フランクフルトも関心を寄せる。ドイツ以外では、スコットランド1部セルティックFC、イングランド・プレミアリーグの複数クラブが、この25歳のユーティリティ獲得を検討していると伝えられる。

 板倉は2021-22シーズン、シャルケ04でフル稼働し1部復帰に貢献。しかしシャルケはマン・Cからの買い取りオプションを行使しないと発表。600万ポンド(約9億5000万円)(一部報道では550万ユーロ)と言われる買い取り条件について、「経済的な理由で行使不可能だったため」と公式サイトで説明していた。

遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

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