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【浦和】G大阪戦のサポーター「声出し応援」で声明、サポーターグループと直接対話へ

浦和レッズのエンブレム。(C)SAKANOWA

公式サイトで謝罪。周知徹底もさらに図る。

 J1リーグ浦和レッズは7月5日、2日にパナソニックスタジアム吹田で行われたガンバ大阪戦で「浦和レッズサポーターによる声を出しての応援行為が確認」されたことを受けて、公式サイトで声明を発表した。立花洋一代表の名義で、コロナ禍のなか「感染拡大を防ぎながら公式戦の試合運営を円滑に行うことにより、愛するチーム・選手を鼓舞する声を再びスタジアムに取り戻したいと願う、Jリーグに関わるすべての皆さまのこれまでの努力と気持ちを裏切る行為であると認識しております」と、その行為を非難。今後、周知徹底をさらに図り、サポーターグループとの直接のコミュニケーションも取っていく。

 一方、「浦和レッズとして『Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン』に基づいた試合運営業務を遂行することができなかった事実につきまして、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。そのうえで、次のように再発防止策を掲げている。

 浦和が公式サイトに掲載した再発防止策は次の通り。

▼再発防止策
・これまでも、浦和レッズサポーターの皆さまには「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」を遵守いただけますよう、啓発やコミュニケーションを図ってまいりました。そして多くの浦和レッズサポーターのみなさまが、当該ガイドラインを遵守する形でチーム・選手を力強く応援してくださっています。そうしたなかで発生した本事象を、浦和レッズはJリーグクラブとしてはもちろん、社会の一員としても非常に重く受け止めており、今後はより一層の、当該ガイドライン遵守の啓発、並びに違反行為への適時適切且つ毅然とした対応を、責任をもって行ってまいります。

(1)事前周知
・「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」の周知徹底
・オフィシャルサイトやSNS等を通じた啓発情報発信の継続実施
・サポーターグループとの直接的なコミュニケーションの実施

(2)試合当日
・オフィシャルサイトやSNS等を通じた啓発情報発信の継続実施
・ホームゲーム時のスタジアムオーロラビジョンでの啓発情報発信の強化
・違反行為への適時適切且つ毅然とした対応(即時退場を含む)

「浦和レッズは、『レッズワンダーランド』の源である、サポーターのみなさまの熱い声援をスタジアムに取り戻すべく、これからも取り組んでまいりますが、その実現には、サポーター、クラブ相互の理解と協力、そして社会の一員としての責任ある行動が不可欠であると考えております。 何卒『Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン』の遵守徹底に、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。 浦和レッドダイヤモンズ 代表 立花洋一」

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