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【浦和】声出し応援の『警告』を受けて立花洋一代表「何としても防ぎます」。野々村チェアマンが求めた『管理』についても見解

取材に応じた浦和の立花洋一代表。(C)SAKANOWA

京都戦。入場時、サポーターは大きな拍手で選手を迎える。

[J1 20節] 浦和 – 京都/2022年7月5日19:30/埼玉スタジアム 

 J1リーグ浦和レッズの立花洋一代表が7月6日、前日にJリーグ臨時実行委員会で「声出し応援」のルール違反により、野々村芳和チェアマンからクラブに対し「上限2000万円」の罰金処分を裁定委員会に諮問し、次回ルール違反があった場合には「無観客試合+勝点はく奪」の懲罰もあり得ると警告された件について、京都サンガF.C.戦を前にメディア対応を実施した。

 前日ステイトメントとして発表されたサポーターグループとの直接対話や周知徹底などの再発防止策を実行し、立花代表は「我々の管理能力が問われています」として、同日開催の京都サンガF.C.戦に向けて具体的な対応をしてきたと報告。「今回改めて強い覚悟をもって対応していきます。何としても防ぎます。ファン・サポーターにも伝わってほしい」と強調した。

 今回スタジアム内のスタッフの増員や配置の変更、インターネットを活用した周知徹底など実施した。

 また、「スタジアムの50パーセント以下、または5000人以下の多いほう」で実施される「声出し応援」の実証検証について、浦和のホームゲームでは、すでに50パーセント以上の発券が行われている試合も多く、今後申請していく方針であると説明があった。一方、「声出し応援」が認められていたACL(アジアチャンピオンズリーグ)グループステージのタイラウンドで、すでに産総研による検証も行われていたと説明もあった。

 またコロナ禍が続くなか、野々村チェアマンはクラブがサポーターを「管理するように」という話があった。この「管理」について、立花代表は次のように見解を述べた。

「(コロナ禍で)当たり前のように声を出して応援したい方が2年半、それができていないなかで、しかしもう少し我慢すれば、声を出せる形になるんだというところまで来ています。だからこそ、しっかりと国の方針に従ったください、という強い意味での『管理』だと受け止めています」

 リーグ戦2試合ぶりの勝利を目指す浦和は、このあとホームで京都戦を迎える。試合前の入場時は、サポーターとファンによる大きな拍手で、選手たちをピッチで迎えている。

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