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【浦和】埼スタ初ゴール!松尾佑介が語った“川崎対策”とは?「CBが出てこないと…」

浦和の松尾佑介。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

アンカーの“脇”を効果的に攻略――。

[J1 23節] 浦和 3–1 川崎/2022年7月30日19:00/埼玉スタジアム

 J1リーグの浦和レッズが3-1で川崎フロンターレに勝利を収めた。浦和はリーグ3連勝、8試合負けなし。一方、川崎は中断期間を挟み2試合ぶりの敗戦に。

 浦和の松尾佑介は持ち前の俊敏性と運動量を生かし、相手のギャップを突いて翻弄。1-0で迎えた17分、ハイプレスをかけたボランチ伊藤敦樹とのコンビから値千金――自身埼スタ初となるゴールを決めた。

 アンカーの“脇”を効果的に活用していた松尾だが、そのことについて問われると次のように語った。

「あまりセンターバックが出てこないということを、試合が始まったあとに言われました。そこで一つボールを引き出し展開できて、連続的に動き出してスペースに走り込めたことが、ゴールにつながったのかなと思います。敦樹も僕の近くにいてくれることで、あの得点は生まれたと思います」

 そのように川崎の“迷い”を突いて主導権を握り、浦和ユース出身である松尾の「いやぁ……長かったと思います」という嬉しいホームファーストゴールを、サポーターで埋まる南ゴール裏席の前で決めてみせた。

 チームは4試合連続での複数ゴール。CF起用の松尾がその期待に応え、大きな効果をもたらしている。

「最近は僕自身もそうですが、チームもかなり快適にプレーできていると思います。ゴール前に入っていくシーンが増え、それが得点につながり、チームに勢いが出てきている要因。これを続けていきたいです」

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