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堂安律は「伝統」に対応している。フライブルクのキーパーソンに!ブンデスリーガ今週末開幕

カイザースラウテルン戦で決勝点を決めたフライブルクの堂安律。(Photo by Christian Kaspar-Bartke/Getty Images)

左のプレスキッカーとして「新たな良いオプションに」。

 堂安律は充実し、「伝統の強さ」に対応している――。

 ドイツ・ブンデスリーガは今週末開幕を迎える。そうしたなか『キッカー』は1部SCフライブルクの現状をレポート。日本代表MF堂安ら補強には成功し、先日の2部1.FCカイザースラウテルン戦ではそのレフティのFK弾で延長戦の末2-1で勝利した。が、「この勝利に安堵したとはいえ、多くの改善点を抱えている」と指摘している。

 問題点は守備にあると見る。また「足元がおぼついていた」という韓国代表MFチョン・ウヨン交代後に流れが変わった、とも見ている。

 そうしたなか、オランダ1部PSVアイントホーフェンから加入した堂安は、「そのスキルをダイレクトに発揮し、素晴らしい戦力であることを改めて強く示している」と評価。在任11年目になるクリスティアン・シュトライヒ監督は次のように堂安を評価する。

「限られたスペースの中で、いいシーンがあり、存在感を示してくれました。彼はテンポがよく、体力もあるので、試合終盤に試合が少しスペースができた時、どんどん良くなっていきました」

 左利きのセットプレーのキッカーとしても可能性を示し、それは「新たな良いオプション」と指揮官は喜ぶ。そして堂安はチームにどのように貢献できるかを示し、同メディアはそれを「『伝統の強さ』に対応している」と評価する。

 一時は1・2部を行き来するエレベーターチームだったが、昨季は6位に入り、UEFAヨーロッパリーグの出場権を獲得した。

 開幕戦は日本時間8月6日、日本時間22時間30分からアウェーでFCアウクスブルクと対戦する。

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