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ロシアW杯・日本代表MF乾貴士、清水と契約更新!香川真司とのスーパーデュオで席巻したC大阪時代2009年以来のJ2挑戦に

乾貴士。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「サッカー王国静岡の、伝統ある清水エスパルスが1年でJ1復帰するために、来シーズンも清水エスパルスでプレーすることを決断」

 来季J2リーグに降格する清水エスパルスは12月25日、元日本代表MF乾貴士(INUI Takashi)と契約を更新したと発表した。乾自身は20ゴールを決めた2009年のセレッソ大阪時代以来、実に14年ぶりのJ2挑戦となる。

 来年35歳になる稀代のテクニシャンはクラブを通じて、次のように決断の理由を語っている。

「昨シーズン途中から加入させていただき、チームのJ1残留に向け全力を注ぎましたが、ファン・サポーターの皆様には大変悲しい思いをさせてしまいました。サッカー王国静岡の、伝統ある清水エスパルスが1年でJ1復帰するために、来シーズンも清水エスパルスでプレーすることを決断しました。シーズン終了後、皆さんと喜びを分かちあえるように全てを捧げる覚悟で挑みます。共に戦いましょう」

 そのように清水のファンとサポーターに“共闘”を呼びかけている。

 2022シーズンの乾は、清水でJ1リーグ15試合・4得点、ルヴァンカップ1試合・1得点だった。

 通算成績は、J1リーグ77試合・14得点、J2リーグ67試合・26得点、ルヴァンカップ17試合・1得点、天皇杯5試合・2得点、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)8試合・4得点。

 ドイツ・ブンデスリーガ75試合・7得点、スペイン・リーガエスパニョーラ166試合・16得点、UEFAヨーロッパリーグ(EL)10試合・1得点。日本代表36試合・6得点、2018年のロシア・ワールドカップのメンバー。

 C大阪時代に香川真司(現・シント=トロイデンVV)との“スーパーデュオ”で、リーグ47試合・20ゴールを記録し、J1昇格を達成。2009年以来のJ2挑戦、今度は清水をJ1に引き上げる!

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