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久保建英の盟友ククレジャ、マンCではなくチェルシー移籍が決定的に

東京五輪で対決したククレジャ(右)と久保建英(左)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

昨季ブライトンで活躍したスペイン人レフティ、東京五輪では銅メダル獲得。

 イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCで昨季プレーしたスペイン代表DFマルク・ククレジャ(Marc Cucurella)が同リーグのチェルシーFCに電撃移籍することが決定的になった。

 スペイン1部のヘタフェCFから昨季ブライトンへ5年契約で加入。1年目にさっそくリーグ35試合・1得点を記録し、世界最高峰のステージにすぐさま適応した。24歳のレフティは左サイドのスペシャリストとして、近年は左サイドバックを主戦場に、昨季は左ストッパーとしても10試合でプレー。さらにスペイン時代のように左MFにも対応可能である。

 ヘタフェ時代は久保建英とチームメイトだった。2019-20シーズン、久保が1部残留決定弾を決めた直後、真っ先に駆け寄ったのがククレジャで、二人が歓喜の抱擁をかわしたシーンはとても印象的だった。

 昨年の東京オリンピックではU-24スペイン代表の左SBとして、銅メダル獲得に貢献している。

『スカイ』によると、ククレジャ獲得へブライトンは王者マンチェスター・シティから4700万ユーロ(約63億円)のオファーを受けていた。しかし、これを拒否! するとチェルシーが、6000万ユーロ(約81億円)(この額は『デイリー・メイル』を引用している)でオファーを出して、合意に至ったというのだ。

 また移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリシオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)は、「チェルシーとククレジャの間では、個人的な条件で完全に合意に達した」と伝え、あとはクラブ間の移籍金の最終決定を残すのみという。ブライトンは間もなくこの取引を完了させたい意向だ。

 ブライトンに復帰した三笘薫とククレジャによる左サイドの競演は実現しなかった。ただ、こうして結果を残せばメガクラブでもプレーできる――ということをスペイン人レフティは実証している。

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