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【浦和】日本代表DF酒井宏樹がモーベルグと好連係「感覚が欧州的で合う」。ジョホール下しACLベスト8進出!

浦和の酒井宏樹。(Photo by Kenta Harada/Getty Images)

右サイドが浦和の新たなストロングポイントに。

[ACL ラウンド16] ジョホール 0–5 浦和/2022年8月19日20:00/埼玉スタジアム

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)、浦和レッズがアレクサンダー・ショルツのPK弾、ダヴィド・モーベルグとキャスパー・ユンカーの2ゴールで、マレーシア1部ジョホール・ダルルタクジムFCに5-0の勝利を収め、決勝に進んだ2019年大会以来のベスト8進出を決めた。準々決勝の対戦カードは20日のオープンドローで決定する。

 浦和の日本代表DF酒井宏樹は右サイドバックでフル出場し、勝利に貢献した。この日は同サイドで1列前にいたモーベルグが直接フリーキック弾と飛び出しから2ゴール。二人の連係は試合ごとに高まり、酒井の“強度”とモーベルグの“スピード&テクニック”で形成される右サイドが、浦和の「ストロングポイント」になりつつある。

 日本代表サイドバックはスウェーデン代表でもプレー経験ある(国際Aマッチ3試合)モーベルグとのコンビについて、次のように語っていた。

「スタイルがヨーロッパ的で感覚が合い、やりやすさを感じます。二人で崩すところと、彼一人で崩すところ、今行くのか、その感覚が合い、試合中にお互い共有できてビックリすることもあります。(そこで松尾佑介らも)空間を感じてコンビネーションが高まり、時間のロスが減っています」

 そのように、チーム内でも好循環が生まれていると実感している。

 また、この日は結果的に大差となったが、立ち上がりはチームの若さが若干の不安を覗かせたと振り返る。先制点を奪えたことで流れを掴めた。

「相手チームには帰化選手がいて、欧州での経験のある選手が多くいました。僕らは国際舞台に慣れていない選手もいて、やはり雰囲気が異なり、いつもより緊張し、あのような立ち上がりの展開になると予想していました。ただ1点取れて落ち着けました」

 ACL東地区“制覇”(決勝進出)まで、あと2勝。酒井は「今日勝てて流れに乗れると思います。経験の少ない選手も多くいますが、彼らはすごくポテンシャルがあります。(埼スタで戦えるアドバンテージもあり)よりいつも通りに戦っていけると思います」と、この1勝に好感触を得ていた。

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