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「一度も連絡していない!」ダンクレー激怒。横浜FMレオ・セアラにアル・アハリ移籍“拒否”進言の報道を受けて

ダンクレー。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「フェイクニュースばかりだ。なぜ私の名前を…」

 サウジアラビアメディア『OKAZ』は8月21日、J1リーグ横浜F・マリノスに所属しているブラジル人FWレオ・セアラ(Leo Ceara)がサウジアラビア2部アル・アハリ・サウジFCからオファーを受けたと報じた。翌日には移籍へ近づいているとも伝えられた。

 するとサウジアラビアメディア『Sawah News』が8月22日、アル・アハリで昨季プレーした元ヴィッセル神戸DFダンクレーをはじめとしたブラジル人選手からの助言を受けて、レオ・セアラはこの移籍を断ったと報じたのだ。

 ところが2021-22シーズンにアル・アハリでプレーしているダンクレーは8月23日、自身のインスタグラム(@dankler33)のストーリーズでメッセージを発信。クラブ史上初の2部降格を喫してアル・アハリを退団しているが、今回の報道を受けて、レオ・セアラとは一切連絡を取っていないと強調した。「ここはフェイクニュースばかりを報じている」「なぜ、私の名前を使って報じているのか」「レオとは友達だが、連絡なんて取っていない」と、情報が誤っていると訴えている。

 一方、この情報の発端となっている『OKAZ』では、21日に「アル・アハリのフロントがブラジル人FWレオ・セアラの獲得に向けて、横浜F・マリノスにオファーを出した」と報じている。ここでレオ・セアラを巡り、何かしら動きがあったようだ。

 2021年に横浜FMへ加入したレオ・セアラは、今季これまでJ1リーグ10ゴールを記録。上田綺世(鹿島アントラーズ→セルクル・ブルージュ)と並んで得点ランク1位に立っている。Jリーグでは2016年に、FC琉球でもプレー経験がある。

 アル・アハリは2021-22シーズン、16チーム中15位に終わり2部リーグ降格の憂き目にあった。そして2022-23シーズンは、1年での1部復帰を目指す。サウジアラビアリーグは今週、開幕を迎えている。

 また、ダンクレーは現在、フリートランスファーということだ。

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