【浦和】25日全北現代と運命のACL準決勝!伊藤敦樹が掴む“前向き”な感覚、「前が空いたらとにかくゴールを目指す意識で」
ACLパトゥム戦での浦和MF伊藤敦樹。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
その“前向きな姿勢”からパトゥム戦は後半2ゴールをもたらし、『プレーヤー・オブ・ザ・マッチ』受賞。
[ACL 準決勝] 全北現代 – 浦和/2022年8月25日19:30/埼玉スタジアム
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝(ベスト4)、J1リーグ浦和レッズが明日8月25日、韓国Kリーグの全北現代モータースと対戦する。準々決勝から引き続き「1回戦制」。東地区の“代表チーム”決定戦にあたり、勝利したほうが西地区代表とのファイナル(来年2月開催、ホーム&アウェー)に臨む。
決勝トーナメント1回戦ジョホール・ダルル・タクジム戦(〇5-0)から2試合連続でボランチに入り、準々決勝のBGパトゥム・ユナイテッド戦(〇4-0)では自らの持ち上がりから2ゴールをもたらし、主催者AFC(アジアサッカー連盟)選定の「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」を受賞。プロ2年目になる24歳の伊藤はパトゥム戦後、「攻守の切り替えのところをみんな意識できていて、そこで相手を圧倒できていると感じます」と好調の要因について語った。
「(2ゴールの持ち上がりについて)いずれも同じ形で、最近は前が空いていれば、ボールを持ち運ぶように意識しています。4点目は狙っていたキャスパー(ユンカー)へのスルーパスを出せず、フリーたった(江坂)任くんにつなぎ、そこから良い形でゴールにつながりました」
伊藤自身は「前が空いたら、とにかくゴールを目指そうと意識しています。それが結果につながっているので、継続したいです」と、そのアクションから試合を動かしている“手応え”を得ていると言う。
パトゥム戦では自ら続行不能のサインを出して途中交代したが、伊藤は「つっただけなので大丈夫です。しっかりリカバーして、次の試合に臨みたいです」と、全北現代戦出場へ意欲を示した。
「(声援について)ウォーミングアップから素晴らしい雰囲気を作ってくれて、『共に闘ってくれている』と本当に実感します。より走り、より闘えて、みんなで感じながら試合ができています」
楽しみな日韓対決でもある。埼スタで迎える大一番、伊藤の“前向きな姿勢”から、浦和にゴールをもたらしたい!
【注目記事】
・【浦和】日本代表DF酒井宏樹がモーベルグと好連係「感覚が欧州的で合う」。ジョホール下しACLベスト8進出!