マンU移籍“拒否”のトラップ、鎌田大地に「行くな！」と説得。ベンフィカ行き浮上もフランクフルトとの契約延長が優先に
フランクフルトの鎌田大地。写真：徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
グラスナー監督「ダイチはここに残ります」。それでも移籍があるとすれば――。
[ブンデス ４節] ブレーメン 3-4 フランクフルト／2022年８月28日17:30（日本時間29日0:30）／ヴェーザー
ポルトガル１部SLベンフィカへの移籍の可能性が浮上したドイツ・ブンデスリーガ１部アイントラハト・フランクフルトの日本代表MF鎌田大地だが、フランクフルト残留＆契約延長を優先して話し合いが行われている。チームメイトの説得もあり、鎌田サイドもひとまずフランクフルト“続投”に傾いているようだ。
『ビルド』によると、同じく最近、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドからオファーが届いたもののこれを拒否したGKケヴィン・トラップが鎌田を説得したと紹介。守護神は「ダイチには『行くな』と言いました。今シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ（CL）を戦いますし、リーグ戦ではより改善しなければなりません。これ以上選手が出ていかないように、注意しなければいけませんね」と語ったそうだ。
またオリバー・グラスナー監督は4-3で今季初勝利を収めたヴェルダー・ブレーメン戦後、「ダイチは私たちと一緒にいます。ケヴィンもいます。キープレーヤーがここでともに一緒に戦うという兆しだと受け止めています」と語ったという。
ベンフィカと鎌田サイドは条件面で個人合意に達していたというが、クラブ間交渉でフランクフルトが拒否し、この移籍は白紙に戻る可能性が高まっている。基本的には今季までとなっている鎌田とフランクフルトの契約延長を優先するようだ。
あとは常に水面下で話の出ていたイングランド・プレミアリーグのビッグクラブからのオファーがない限りは……。鎌田はひとまずフランクフルトの一員として戦うことになりそうだ。
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