×

川崎戦「中止」決定、名古屋に罰金200万円。エントリー人数「実際に満たされていなかった」と判断

名古屋のサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

コロナ陽性者、濃厚接触者、ケガ人などを除外するとエントリー下限人数を満たせず。

 Jリーグ(公益社団法人日本プロサッカーリーグ/野々村芳和チェアマン)は8月30日、管轄保健所との情報の行き違いで誤ってチームの活動中止の判断だと受け止め7月の川崎フロンターレ戦を中止する判断を下した名古屋グランパスに対し、裁定委員会に諮問し、けん責と200万円の罰金を科すと発表した。名古屋に対し同種事案の再発防止を期すために必要な措置の実施を依頼した。

 名古屋は7月16日に開催予定だった川崎戦について、同14日に管轄保健所から指導を受けたものではなく、名古屋が新型コロナウイルス感染者の多発により「管轄保健所から3日間の活動停止の指導を受けた」旨をJリーグに報告。Jリーグ実施要項に照らし、エントリー資格を有する選手が下限人数(控えにGK1人を含む「13人」)の条件が満たされないものと誤信し、チェアマン判断での中止を決定させた。懲罰内容は「けん責」、罰金「200万円」。

 今回の発表によると、名古屋は陽性者、濃厚接触者、ケガ人などを除外するとエントリー下限人数を満たせていなかったことが客観的に明らかだと判断したという。保健所から活動中止、試合を中止すべきだという進言などは一切なかった。

 Jリーグへの報告の経緯を踏まえ、この誤った中止判断は「故意とは認められなかった」という結論に達したそうだ。

【注目記事】
38歳の長谷部誠「ピッチで泣くかもしれない」。夢だったフランクフルトでのCL挑戦へ!

福岡DF柳貴博が酒気帯び運転で契約解除。深夜深酒し練習へ向かい交差点で居眠り。札幌から期限付き移籍中

ブライトン移籍情報、三笘薫のライバル!? クアメ獲得の噂にポッター監督が言及

Ads

Ads