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イサク→サディク→ラザロ。久保建英の相棒を巡る“玉突き移籍”。間もなくレアル・ソシエダがサディク獲得発表へ

フラメンゴのラザーロ。(Photo by Miguel Schincariol/Getty Images)

ラ・レアル史上最高額の移籍金で。

 スペインの夏の移籍マーケットは「デッドラインデー」である9月1日を迎え、日本代表MF久保建英の所属する同1部リーグのレアル・ソシエダは夕方にUDアルメリアのナイジェリア代表FWウマル・サディク(Umar Sadiq)の獲得を発表する。一方、エースを失ったアルメリアは、ブラジル・セリエA(1部)CRフラメンゴのラザーロ(Lazaro Vinicius Marques)を獲得することで、その穴埋めをするということだ。

 サウジアラビア系政府ファンドのコンソーシアムに買収されたニューカッスル・ユナイテッドがこの夏、ウーゴ・エキティケの獲得失敗、そしてカラム・ウィルソンの負傷離脱に伴い、ラ・レアルのFWアレクサンダル・イサク(Alexander Isak)獲得のオペレーションを発動。8月26日、最大6300万ポンド(約101億円)という契約解除金で獲得した。

 そしてレアル・ソシエダはその資金を元手に、クラブ史上最高額である移籍金2000万ユーロ(約28億円)プラス、出来高600万ユーロ(約8億円)で、アルメリアでブレイクする25歳のサディクの獲得に漕ぎつけた。

 一方、昇格組のアルメリアにとっては痛い戦力流出に。こちらは700万ユーロ(約9億7000万円)の契約解除金で、20歳の有望株である元U-17ブラジル代表FWラザーロを補強することで名門フラメンゴと合意に至ったそうだ。

 イサク→サディク→ラザーロ――。エースストライカーを巡る“玉突き移籍”。それぞれ新天地での活躍が期待される。

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