【日本代表 ひと言寸評】シュミットがW杯“当確”、伊藤洋輝も好アピール。南野拓実はボールロストを連発
エクアドル戦に臨んだ日本代表のスターティングイレブン。(Photo by Alex Grimm/Getty Images)
好機に絡んだ上田綺世のゴールは、W杯本番で決まる予感!?
[キリンチャレンジカップ] 日本代表 – エクアドル代表／2022年９月27日13:55（日本時間20:55）／エスプリ・アレーナ（ドイツ）
カタール・ワールドカップ（W杯）のメンバー発表前最後の公式戦となった「キリンチャレンジカップ2022」、日本代表はGKシュミット・ダニエルのPKストップが飛び出して、エクアドル代表とスコアレスで引き分けた。
日本代表の出場メンバーのひと言寸評をまとめた。
▼先発メンバー
GK シュミット・ダニエル
前半はポジショニングが遅れ、フィニッシャーに優位に立たれる場面が目立った。後半挽回し、渾身のPKストップ！ W杯メンバー入りを“当確”にした。
DF 山根視来
何度かゴール前まで攻撃参加を見せた。ぜひW杯本番でも繰り出したい。
DF 谷口彰悟
その１プレーで積み上げてきたものが台無しになることも……。そんなプレー（試合終盤のPK献上）をこの段階でできたのは、むしろ“前向き”に捉えたい。
DF 伊藤洋輝
２試合連続センターバックで起用。終盤は左ストッパーに。高さとパワーを最終ラインにもたらし好アピール。左SBでも見たかった。
DF 長友佑都（▽84分）
いい意味で、ミスがなかった。悪い意味では、リスクを負えず左サイドから流れを生み出せず。
MF 柴崎岳（▽67分）
コースを読んでのインターセプトは見事。だが求められたパスによる変化やスイッチをもたらせなかった。
MF 田中碧
プレスバックで貢献。一方、ここぞという球際で強度が物足りず。
MF 三笘薫（▽67分）
荒れた芝に苦しみ、この日はダイナミックなアタックを見せられなかった。
MF 南野拓実（▽67分）
前半はボールロストを繰り返す。後半は何度か持ち味のスプリントで貢献したが、プラス材料はあまりなかった。
MF 堂安律（▽84分）
先発の前線組では最後まで残り、80分に決定的シュート。
FW 古橋亨梧（▽HT）
背後を狙ったが間延びしてしまい、結果、ノーチャンスに終わった。
▼交代出場
FW 上田綺世（▲HT）
ボールを収めて起点に。多くのチャンスを作り、W杯本番で、ゴールが決まる予感!
MF 遠藤航(▲67分)
バイタルエリアの最も危険なスペースを埋めた。
MF 鎌田大地（▲67分）
投入後に流れをもたらし決定機創出。このまま勢いに乗ってもらいたい。
MF 相馬勇紀（▲67分）
左サイドで起点となってチャンスを生んだ。W杯本番でも戦力になり得る印象を残したが――。
MF 伊東純也(▲84分)
上田と２トップを形成。なかなかの迫力だった。
DF 吉田麻也(▲84分)
３バックのリベロに入って試合を締めた。
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