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日本代表、W杯ドイツ戦は伊東純也&三笘薫の突破でチャンスあり!闘将ローター・マテウスとラームが弱点指摘。キミッヒと4バックの守備は…

三笘薫。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

“狂ったようなゲーム”イングランド戦2点先取から3失点、辛うじて土壇場で追い付く。

 サッカーのドイツ代表は9月26日にウェンブリーで行われたネーションズリーグのイングランド代表戦、後半に2点先取しながらも3失点を喫して一時逆転され、土壇場のカイ・ハフェルツのゴールで辛うじて3-3として引き分けた。9月シリーズはハンガリー代表に0-1で敗れるなど1分1敗。やや悲観的な雰囲気も漂うが、ここから“本番”のカタール・ワールドカップ(W杯)モードに切り替えていく。

 ドイツメディア『ビルド』は、「狂ったようなゲーム。ウェンブリーでの衝撃でW杯が心配に!?」と題したレポートを掲載。19歳のジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン)がトップ下で好パフォーマンスを見せるなど、収穫も少なからずあったと評価。とはいえハンス=ディーター・フリック監督は「W杯ではこうしたことが命取りになる」と語るなど、集中を切らした際の失点癖を心配している。

 同メディアは「4バックの守備が泥沼」と指摘。加えて元ドイツ代表のフィリップ・ラーム氏はボランチのヨシュア・キミッヒが先制点をもたらすなど攻撃面では存在感を示しているが、守備面に“弱点”を抱えていると見ている。「彼は考え方を変えたほうがいいのではないか。守備のデュエルにもっと力を入れるべきだ」と、球際に不満を漏らしている。

 また『RTL』では、元ドイツ代表キャプテンの“闘将”ローター・マテウス氏が「ドイツサイドから見て満足できることはなかった。イングランドの選手交代が効果的で、スピードのあるドリブルに対応できていなかった」と指摘している。

 ということは――。日本の三笘薫、伊東純也のドリブル突破が、ドイツ代表戦でも有効になり得る。イングランドがそんな強国ドイツ攻略のヒントを与えてくれたようだ。

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