バイエルンが明かす鳥栖MF福井太智獲得の“真意”。「進化の可能性を感じた」
ランニングする福井太智(前列左)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
18歳ながらトップチームですでに14試合出場。
J1リーグのサガン鳥栖からドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンへの来年1月の移籍が決まったMF福井太智(FUKUI Taichi)だが、バイエルンが9月28日にクラブ公式サイトでこの獲得の経緯や狙いを説明している。契約は2025年6月までで、まずドイツ4部のセカンドチームに選手登録される。
クラブによると、福井は今夏、数週間にわたってアマチュアチームでのトレーニングに参加。そこでのパフォーマンスが評価されて、今回の契約に至った。育成年代のスポーツディレクターであるホルガー・ザイツ氏は次のように語る。
「タイチは技術に長け多彩な攻撃面の才能を持ったミッドフィルダー。 軽快でパワーのあるドリブルを持ち、強い個性も備え、進化の可能性を確信しています」
そのように、福井の攻撃面の抜群のセンスを高く評価したそうだ。
福井は2004年7月15日生まれ、神奈川県出身、18歳。172センチ・67キロ。これまでのキャリアは、久里浜FC ― サガン鳥栖U-12 ― サガン鳥栖U-15 ― サガン鳥栖U-18。昨季はリーグ4試合など公式戦11試合、今季はルヴァンカップ3試合に出場している。
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