中村俊輔が現役引退を正式発表「幾度となく苦悩や挫折があり、いつも誰かが自分を支え、背中を押してくれました」。日本代表98試合、W杯2度出場
横浜FCの中村俊輔。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
26年のプロキャリアにピリオド。
J2リーグの横浜FCは10月18日、中村俊輔の今シーズン限りでの現役引退を発表した。日本代表でも活躍したレフティが26年間のプロ生活にピリオドを打つ。
44歳になるレジェンドのこれまでのキャリアは、横浜深園SC― 日産FCジュニアユース-桐光学園高 ― 横浜マリノス/横浜F・マリノス-レッジーナ ― セルティックFC ― RCDエスパニョール ― 横浜F・マリノス ― ジュビロ磐田 ― 横浜FC。日本代表では国際Aマッチ98試合・24得点。2006・2010年ワールドカップ(W杯)出場、2004年アジアカップ優勝。
中村はクラブを通じて次のようにコメントしている。
「今シーズンをもち現役から退く決断をしました。
幼稚園の時にサッカーボールを蹴り始めてから、40年もの月日が経ちました。 はじめは、楽しいという思いだけで始めたサッカー。
そのサッカーが仕事となり、プロサッカー選手として26年間も過ごすことができました。 長いサッカー人生の中で、幾度となく苦悩や挫折がありましたが、いつも誰かが自分のことを支えてくれ、背中を押してくれました。
一緒に戦ってくれたチームメイト、指導をしてくださった監督・コーチ、ケガの治療やケアをしてくれたドクター・トレーナー、クラブに携わっていただいた方々、そして、いつも熱い応援をしてくださるファン・サポーター、全ての皆様に感謝申し上げます。
本当に多くの支えがあったからこそ、これまでサッカー選手として闘い続けることができました。
26年間多くのご声援、ご協力をいただき誠にありがとうございました。
中村俊輔」
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