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吉田麻也に心強い味方! シャルケ、日本戦にも出場したスイス人FWストジルコビッチの獲得を検討

吉田麻也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

本人もシャルケでのプレー希望、高額な移籍金が課題に。

 低迷するドイツ・ブンデスリーガ1部シャルケ04が、スイス1部FCシオンのスイス人FWフィリップ・ストジルコビッチ(Filip Stojilkovic)の獲得を目指している。

『スカイ』によると、シャルケは今夏にもストジルコビッチに打診していたという。22歳のスイス人ストライカーは、昨季スイス1部リーグ35試合・11得点・4アシストを記録。さらに今季これまでスイス1部リーグ12試合・5得点・2アシスト、公式戦通算14試合・6得点・3アシストと結果を残す。U-21スイス代表にも選ばれ、9月のU-21日本代表戦にも出場している。身長186センチと高さと強さも備え、現在リーグ10試合・10得点(24失点)と“貧打”にあえぐシャルケとしては、まさに喉から手が出るほどほしいタレントだ。

 ただしシオンは移籍金300万ユーロ(約44億円)-400万ユーロ(約58億円)を要求し、経営難のシャルケではその額を支払えないと断念した経緯があるという。

 それでもストジルコビッチ自身は『ビルド』の取材に対し、シャルケから打診があったことを認め、魅力的なチームでありプレーしたいと語ったそうだ。早ければ次の冬、遅くとも来夏のマーケットで移籍が実現するはずだと見ている。

 こうした、若いだけではなく、結果も残しているタレントこそ、今シャルケに求められている。チームを突き上げる存在になり得るはず。日本代表DF吉田麻也にとっても、心強い存在になりそうだが――。

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