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吉田麻也のシャルケ崩壊危機!? 再建へライス監督就任。シュレーダーSDは突然の辞任

吉田麻也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

今季途中まで浅野拓磨の所属するボーフムを率いるものの退任。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部最下位に低迷するシャルケ04は10月27日、フランク・クラマー前監督の後任として、トーマス・ライス監督(Thomas REIS)の就任を発表した。一方、強化責任者のルーフェン・シュレーダー・スポーツダイレクターが辞任を表明し、取締役会で承認された。

 ライス氏は今季、日本代表FW浅野拓磨が所属しているVfLボーフムを率いていたものの成績不振により解任されていた。ボーフム(女子、セカンドチームも担当)以外のチームを率いるのは、これが初めてになる。クラブのスポーツ全般の責任者であるペーター・クネーベル氏は、次のようにライス監督への期待を語っている。

「短期的には、ワールドカップの中断期間までの4試合で、できるだけ多くの勝点を獲得することが重要になります。そのあとの長い冬休みを利用して、シーズン終了までの19試合に向けて、チームとコーチングスタッフがより良い状態で臨めるようにすることが大切です。トーマスはまさにこうした任務にふさわしい人物であると確信しています」

 ライス監督は「シャルケは昨季昇格を果たす素晴らしいサクセスストーリーを歩みましたが、1部リーグ残留を目指し苦しんでいます。この挑戦は間違いなく大きなものですが、目標を達成するために必要なクオリティがあると確信しています」と、1部残留への自信を示した。

 日本代表キャプテン吉田麻也の所属するシャルケは、1勝3分7敗の勝点6でリーグ最下位。次戦は日本時間31日1時30分から、堂安律の所属するSCフライブルクと対戦する。

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