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【横浜FC】高橋秀人が契約満了に「唯一の心残りは…」。自分の役割と使命を果たした自信を持って、次のキャリアへ――

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横浜FC高橋秀人

サカノワスタッフ

横浜FCの高橋秀人。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

今季リーグ14試合に出場し、J1昇格を果たす。

 来シーズンのJ1リーグへの復帰が決まった横浜FCは11月4日、高橋秀人(Hideto TAKAHASHI)と今季限りで契約期間の満了に伴い、新たな契約を結ばないと発表した。

 高橋は1987年10月17日生まれ、群馬県出身、35歳。184センチ・75キロ。群馬県出身、伊勢崎SFCイレブン ― 図南SC Jrユース ― 前橋商高 ― 東京学芸大 ― FC東京 ― ヴィッセル神戸 ― サガン鳥栖 ― 横浜FC。昨季はJ1リーグ22試合、今季J2リーグ14試合に出場した。

 高橋は次のようにコメントしている。

「2年間、本当にたくさんのご声援をありがとうございました。昨季は自分の力及ばずJ2リーグへ降格となってしまいました。

 ホーム最終戦でゴール裏から『俺たちはFULIEしかない、覚悟を持っていこうぜYOKOHAMA』と横断幕が掲げられ、心に突き刺されるものがあり、何としてもこのチームを来季、J1リーグに戻さないといけないと覚悟が決まりました。

 今シーズンは日頃の練習からチームメイトと切磋琢磨をしながら鎬を削っていくチームとしての厳しさが成績や勝利に繋がっていく体験を味わうことができました。ピッチでなかなか貢献できないことが多く、もどかしさはたくさんありましたが……ホーム最終戦でファン・サポーターの皆さんが心から喜んでいる姿と成績が全てでこの景色を見るためにやってきたんだと胸が熱くなり、安堵しました。

 僕は2年間、横浜FCで仲間とプレーした誇りと、自分の役割と使命を果たしたという自信を持って、次のキャリアに進みます。降格と昇格、その結果だけだなく、その過程から何を学んだのか、自分の人生に何を生かしていくのかが大事で楽しみでもあります。

 唯一の心残りはせっかく作っていただいたチャントをピッチでプレーしながら聞けないことです。それを目標に頑張ってきましたが、これもまた自分の人生の財産です。来シーズン、横浜FCがJ1リーグの舞台で戦い、多くの勝利をもたらし、選手、スタッフ、クラブ、ファン・サポーターの皆さんが喜んでいる姿を望んでいます。

 陰ながらいつまでも応援しています」

 果たしてどのような「次のキャリア」を選択するのか――。

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