×

【W杯 日本代表】CL3連発の鎌田大地が『胃腸炎』、5日アウクスブルク戦欠場へ。グラスナー監督「1週間後に戻ってきてくれれば」

フランクフルトの鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ハイレベルな過密日程を考慮、大事を取って「一度休ませたかった」。

[ブンデス1部 13節] アウクスブルク – フランクフルト/2022年11月5日15:30(日本時間23:30)/SGLアレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトの日本代表MF鎌田大地が、11月5日に組まれているアウェーでの13節・アウクスブルクFC戦を胃腸炎のため欠場することになった。フランクフルトのオリバー・グラスナー監督が4日の試合前日の公式記者会見で明かした。

 鎌田はUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)で日本人初の3試合連続ゴールを記録し、スポルティングCP戦での2-1逆転勝利と初出場での決勝トーナメント進出の立役者となった。

 しかしミッドウィークと週末の連戦が続き、しかもいずれもハイレベルな戦いが続いたなか、試合後に胃腸を壊したという。グラスナー監督は「これまでも念頭に置いていた」として、鎌田について「一度、休息を与えようと考えています」と語った。アメリカ代表DFティモ・チャンドラーも同じく体調を崩したそうだ。

 フランクフルトはこのあとも連戦が続き、9日にはホームでリーグ戦のホッフェンハイム戦が控えている。グラスナー監督は「3日間で二つの遠征(ポルトガルと南部のアウクスブルク)が組まれていました。鎌田には1週間後のホッフェンハイム戦で戻ってきてくれればと考えています。他の選手たちも調子がいいです」と、チームの底上げにもつなげたい意向である。アウクスブルクがフィジカルコンタクトを重視するスタイルであることも、その判断に影響した。

 また、鎌田のコンディションについて指揮官はまず「病気のため」と語り、そのあと「病気なのか、感染症なのか」という質問に対し、「胃腸炎のようなものです」と答えている。ただその口調は穏やかで、決して大事には至っていないようではある。

 フランクフルトは中断期間まであと3試合が組まれ、そのあと浦和レッズ、ガンバ大阪と対戦するジャパンツアーが行われる。公式戦は1月下旬の再開になるが、グラスナー監督には今度、W杯後のCL決勝トーナメントをも見据えたマネジメントが求められていく。

【注目記事】
【浦和】マチェイ・スコルジャ氏が新監督候補に浮上、すでに来日!?「ポーランド最高の指揮官の一人」

【W杯 日本代表】負傷者「7人」の状況は?守田英正、浅野拓磨、板倉滉、久保建英は順調か。中山雄太が手術に、アーセナル冨安健洋は…

中山雄太欠場の「1枠」、候補は5人。本命は佐々木翔、旗手怜央。対抗は横浜FMの岩田智輝か。W杯サッカー日本代表まさかの事態に

Ads

Ads